JST(理事長 橋本 和仁)は、大学発新産業創出基金事業 プロジェクト推進型 起業実証支援における2023年度の新規プロジェクト8件を決定しました。
本プログラムは、ベンチャーキャピタルなどの事業化ノウハウを持った人材を「事業プロモーター」として活用し、研究者と共に事業戦略、知財戦略を構築しつつ市場や出口を見据えた研究開発と事業育成を一体的に推進し、企業価値の高いスタートアップの設立を目指します。
本プログラムでは、まず大学等の研究者から技術シーズの応募を受け付けます。事業プロモーターは申請された技術シーズの中から事業化の可能性があると判断されるものを選び、研究者と共にビジネスモデルを検討します。その後、研究者と事業プロモーターから提案される技術シーズやビジネスモデルなどに対して、外部専門家で構成される委員会にて審査し、その結果を基に新規プロジェクトを決定します。
本年度は2023年4月4日(火)から5月31日(水)まで技術シーズを募集したところ52件の応募があり、書類審査と面接審査を実施し、8件の新規プロジェクトを採択しました。
今後、契約などの条件が整い次第、研究開発を開始する予定です。
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