科学技術振興機構報 第1645号

令和5年10月30日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

グローバルサイエンスキャンパス(GSC)
令和5年度全国受講生研究発表会開催 受賞者を決定

JST(理事長 橋本 和仁)は、グローバルサイエンスキャンパス(GSC)令和5年度全国受講生研究発表会を10月28日(土)および10月29日(日)に開催し、文部科学大臣賞以下、優秀賞を決定しました。

GSCは、世界を舞台に活躍できる科学技術人材の育成を目的として、卓越した意欲と能力を持つ高校生などを対象に、各地の大学等で国際的な活動を含む高度で体系的な育成プログラムを開発、実施する取り組みです。JSTは平成26年度より事業を推進しています。

第10回となる発表会では、同事業を実施している全国の機関で学んだ受講生49人が計42件の発表を行い、日頃の研究活動の成果を披露しました。

次世代の科学者に求められる科学的探究能力の獲得度合いや、研究の専門的達成水準のほか、研究の意義や貢献を適切にアピールできたかなどについて審査を行った結果、文部科学大臣賞1件、科学技術振興機構理事長賞1件、審査委員長特別賞2件、優秀賞7件が選ばれました。

グローバルサイエンスキャンパス推進委員会委員長の大路 樹生 名古屋大学 特任教授は総評を次のように述べています。「ここしばらくのオンライン方式から対面に戻り、みなさんの生き生きとした表情を目にしながら発表を聞くことができ、とても嬉しく感じました。真理の探究はなかなか困難で時間もかかることですが、新たなことが解明できた時の感動を皆さんは味わったことと思います。ぜひその感動を忘れず、今後も新しい世界にチャレンジしてほしいと思います。」

<プレスリリース資料>

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