JST(理事長 橋本 和仁)は、内閣府および文部科学省が定めた研究開発構想を受け、経済安全保障重要技術育成プログラム(K Program)における令和4年度第1回・第2回の研究開発課題募集における新規採択研究開発課題を決定しました。
K Programでは、中長期的に日本が国際社会において確固たる地位を確保し続ける上で不可欠な要素となる先端的な重要技術を育成するため、国が定めた研究開発ビジョンや研究開発構想に基づき、研究開発を実施します。JSTでは研究開発構想(プロジェクト型)ごとに任命した研究マネジメントを実施するプログラム・ディレクター(以下、PD)が、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、研究開発課題の実施を指揮・監督します。実施に当たっては、研究開発課題提案の募集を行い、PDが外部有識者らの協力を得ながら選考を行います。
今回、以下の研究開発構想について、各1件の研究開発課題を採択しました。
- 【令和4年度第1回募集】
- 研究開発構想(プロジェクト型)「無人機技術を用いた効率的かつ機動的な自律型無人探査機(AUV)による海洋観測・調査システムの構築」
- 【令和4年度第2回募集】
- 研究開発構想(プロジェクト型)「先端センシング技術を用いた海面から海底に至る海洋の鉛直断面の常時継続的な観測・調査・モニタリングシステムの開発」
今後、研究開発ビジョンの達成と研究開発構想の実現に向けて、より効果的・効率的な研究開発となるよう、採択された研究開発課題の研究代表者は、PDの指揮の下で研究開発の詳細計画の作り込み(提案した研究開発計画の見直しおよび具体化など)を行った上で研究開発を開始します。
なお、令和4年度第1回、第2回募集のうち、今回公表する以外の研究開発構想について、すでにプレスリリース済みの一部の採択研究開発課題を除き、後日、採択研究開発課題を決定します。
詳細はK Programのウェブサイトをご覧ください。
<プレスリリース資料>
- 本文 PDF(165KB)
<お問い合わせ先>
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科学技術振興機構 先端重要技術育成推進部
〒102-0073 東京都千代田区九段北4-1-7 九段センタービル
鈴木 至(スズキ イタル)
E-mail:k-program_koubojst.go.jp ※電子メールでお問い合わせください。