JST(理事長 橋本 和仁)は、ライフサイエンスデータベース統合推進事業(統合化推進プログラム)において、5件の新規研究開発課題を決定しました。
本プログラムは、ライフサイエンスに関わる国内外のデータを統合的に扱うためのデータベース開発を支援します。研究開発を通じて公共データ利活用のための情報環境整備を行うとともに、利用者の知識発見や課題解決への寄与および国際的なオープンサイエンスへの貢献を目指しています。
今回、将来性を重視した、独自性の高い構想を持つ統合データベースの発掘・育成を目的として、試行的開発を含む萌芽的なデータベースの研究開発提案を対象とした「育成型」を新設し、従来の「本格型」とともに募集を行いました。
本プログラムの研究開発提案を2022年12月6日(火)から2023年1月23日(月)までの間に募集したところ、「育成型」には26件、「本格型」には6件の応募がありました。合計32件の応募は本プログラムとしては過去最多です。研究総括が研究アドバイザーなどの協力の下、書類選考と面接選考を実施し、「育成型」で3件、「本格型」で2件の新規研究開発課題を選定しました。
各研究開発課題は2023年4月1日より開始し、「育成型」は最長3年間、「本格型」は最長5年間にわたって実施します。なお、「本格型」については第5年次に実施する事後評価の結果に基づき、研究開発期間を最長5年間延長する場合があります。
JST NBDC事業推進部では、本プログラムを含む生命科学分野の研究データの利活用促進を目指した研究開発とサービスの提供を行っています。事業の概要や募集情報は下記ウェブサイトをご覧ください。
NBDC事業サイト https://biosciencedbc.jp/
<プレスリリース資料>
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<お問い合わせ先>
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川口 貴史(カワグチ タカフミ)
科学技術振興機構 NBDC事業推進部 研究開発推進グループ
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