JST(理事長 橋本 和仁)は、国際科学技術共同研究推進事業 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)「新たな国際頭脳循環モード促進プログラム」において、新規課題の採択を決定しました。
戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)は、省庁間の調整に基づき、文部科学省が特に重要なものとして設定した協力国・地域および分野において、相手側のファンディングエージェンシーと共同で研究提案の募集を行い、採択された国際共同研究課題に対して研究費を支援します。
「新たな国際頭脳循環モード促進プログラム」は、日本の科学技術の発展を将来にわたり国際的にリードしていく研究者の育成に資するため、若手研究者の先進国への渡航を支援し、将来の長期留学やポスト獲得、国際共同研究の実施などの国際的な研究活動への一歩を踏み出すきっかけ作りを促進します。
実施分野をデジタルサイエンス、AI、量子技術に関連する先端分野とし、渡航および共同研究の対象国をアメリカ、イギリス、ドイツ、イタリア、オーストラリア、フランス、カナダ、スペイン、オランダ、スイス、スウェーデンとして、2国間共同研究課題の募集を行いました。
今回の募集には9件の応募があり、専門家の評価により全件の採択を決定しました。研究実施期間は2023年2月からの約1年間を予定しています。
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