科学技術振興機構報 第1588号

令和4年11月7日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

グローバルサイエンスキャンパス(GSC)
令和4年度全国受講生研究発表会開催 受賞者を決定

JST(理事長 橋本 和仁)は、グローバルサイエンスキャンパス(GSC)令和4年度全国受講生研究発表会を、参集とオンラインを組み合わせた複合形式で10月16日(日)および11月6日(日)に開催し、文部科学大臣賞以下、優秀賞を決定しました。

GSCは、世界を舞台に活躍できる科学技術人材の育成を目的として、卓越した意欲と能力を持つ高校生などを対象に、各地の大学等で国際的な活動を含む高度で体系的な育成プログラムを開発、実施する取り組みです。JSTは平成26年度より事業を推進しています。

第9回となる発表会では、同事業を実施している全国の機関で学んだ受講生51人が計44件の発表を行い、日頃の研究活動の成果を披露しました。

次世代の科学者に求められる科学的探究能力の獲得度合いや、研究の専門的達成水準のほか、研究の意義や貢献を適切にアピールできたかなどについて審査を行った結果、文部科学大臣賞1件、科学技術振興機構理事長賞1件、審査委員長特別賞2件、優秀賞8件が選ばれました。

グローバルサイエンスキャンパス推進委員会委員長の大路 樹生 名古屋大学 特任教授は総評を次のように述べています。「受講生の研究は皆レベルが高く、熱心に研究を続けた結果が発揮されたと感じています。感染症の影響が続いているものの、研究室での高度な探究活動、またフィールドでの長期にわたる調査が実を結んだと思います。研究はこれで終わりではなく、これからも続くものです。今後もご自分の研究を発展させ、グローバルに活躍することを期待します。」

<プレスリリース資料>

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