科学技術振興機構報 第1539号

令和3年11月22日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

グローバルサイエンスキャンパス(GSC)
令和3年度全国受講生研究発表会開催 受賞者を発表

JST(理事長 濵口 道成)は、グローバルサイエンスキャンパス(GSC)令和3年度全国受講生研究発表会を、オンラインで10月13日(水)から11月21日(日)に開催し、文部科学大臣賞以下、優秀賞を決定しました。

GSCは、世界を舞台に活躍できる科学技術系人材の育成を目的として、卓越した意欲と能力を持つ高校生などを対象に、各地の大学等で国際的な活動を含む高度で体系的な育成プログラムを開発、実施する取り組みです。JSTが平成26年度より推進する事業で、本年度は約660人が受講しています。

第8回目となる発表会では、同事業を実施している全国16の機関(「情報科学の達人」育成官民協働プログラム実施機関および過去に実施していた2機関含む)で学んだ受講生61人が計56件の発表を行い、日頃の研究活動の成果を披露しました。

次世代の科学者に求められる科学的探究能力の獲得度合いや、研究の専門的達成水準のほか、研究の意義や貢献を適切にアピールできたかなどについて審査を行った結果、文部科学大臣賞1件、科学技術振興機構理事長賞1件、審査委員長特別賞2件、優秀賞8件が選ばれました。

グローバルサイエンスキャンパス推進委員会委員長の大路 樹生 名古屋大学 教授は大会の総評を次のように述べています。「コロナ禍も2年目となり、受講生の研究活動に多少の心配をしておりましたが、例年以上に優れた研究発表が多数なされ、とても嬉しく思います。特に今年は情報・技術系の優れた研究発表が多く寄せられたことが1つの特徴だと思います。これからも受講生たちの研究が進展していくこと、そして彼ら・彼女らがこれからの日本を支える立場となっていくことに期待します。」

<プレスリリース資料>

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