機構報第1524号：未来社会創造事業（探索加速型・大規模プロジェクト型）令和３年度新規研究開発課題の決定について

ＪＳＴ（理事長濵口道成）は、未来社会創造事業（探索加速型・大規模プロジェクト型）の令和３年度の新規研究開発提案における新規研究開発課題および研究開発代表者を決定しました。

本事業では、社会・産業ニーズを踏まえ、経済・社会的にインパクトのあるターゲットを目指す技術的にチャレンジングな目標を設定し、ＰＯＣ（概念実証：実用化が可能かどうか見極められる段階）を目指した研究開発を実施します。

令和３年度の提案募集では、産官学各界より２９１件の応募がありました。

募集締切後、書類選考と面接選考を実施し、各重点公募テーマ、技術テーマにおいて以下の通り採択を決定しました。

＜探索加速型　重点公募テーマ（探索研究）＞	採択数
「次世代情報社会の実現」領域（運営統括：前田英作）・Ｈｕｍａｎｃｅｎｔｒｉｃデジタルツイン構築による新サービスの創出	６件
「顕在化する社会課題の解決」領域（運営統括：高橋桂子）・持続可能な環境・自然資本を実現し活用する新たな循環社会システムの構築	６件
「個人に最適化された社会の実現」領域（運営統括：和賀巌）・場面や状況により変化するひとの幸福な状態を再現性高く計測・評価する技術に基づく新サービスの創出	６件
「持続可能な社会の実現」領域（運営統括：國枝秀世）・社会の持続的発展を実現する新品種導出技術の確立	３件
「世界一の安全・安心社会の実現」領域（運営統括：田中健一）・心理状態の客観的把握とフィードバック手法の確立による生きがい・働きがいのある社会の実現	３件
「地球規模課題である低炭素社会の実現」領域（運営統括：橋本和仁）・「ゲームチェンジングテクノロジー」による低炭素社会の実現	１５件
「共通基盤」領域（運営統括：長我部信行）・革新的な知や製品を創出する共通基盤システム・装置の実現	７件

＜大規模プロジェクト型　技術テーマ＞	採択数
・安全・安心かつスマートな社会の実現につながる革新的マイクロ波計測技術（運営統括：大石善啓）	１件

事業および選考・採択結果の詳細は下記ホームページを参照してください。

未来社会創造事業（探索加速型・大規模プロジェクト型） 令和３年度新規研究開発課題の決定について