「第８回科学の甲子園ジュニア大会」について
都道府県代表選出と全国大会開催の中止を決定

ＪＳＴ（理事長　濵口 道成）は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響を鑑み、全国の中学生がチーム対抗で科学的思考力や技能を競う「第８回科学の甲子園ジュニア全国大会」（令和２年１２月４日から１２月６日、兵庫県姫路市にて開催予定）の開催中止を決定しました。

本大会は、各都道府県の教育委員会が実施する都道府県大会で選ばれた中学生６人が１チームを組み、全４７の代表チームが筆記と実技競技に取り組むことが特徴ですが、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的とした緊急事態措置やそれに伴う休校が長期化した状況下で、各都道府県大会による代表チームの選出を求めるのは、著しく困難であると判断し、代表チーム選考要請を中止しました。それに伴い、第８回科学の甲子園ジュニア全国大会も開催を中止します。

代わりに、全国の中学１、２年生を対象に、理科・数学・情報をオンライン上で競い合うエキシビション大会（仮称）を１２月頃に実施する検討を進めていきます。エキシビション大会の概要については、随時大会ホームページなどでお知らせします。

大会への挑戦を楽しみにされていた皆さまには、大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

なお、全国の高校生等を対象とした「第１０回科学の甲子園全国大会」は、令和３年３月に茨城県つくば市での開催を予定していますが、今後の状況によって変更の可能性があります。

ホームページＵＲＬ：https://koushien.jst.go.jp/koushien-Jr/