1.大学発ベンチャー表彰とは
「大学発ベンチャー表彰 ~Award for Academic Startups~」は、今年度で7回目を迎える表彰制度です。
大学など注1)の成果を活用して起業したベンチャーのうち、今後の活躍が期待される優れた大学発ベンチャーを表彰するとともに、特にその成長に寄与した大学や企業などを表彰します。
本表彰は、大学などにおける研究開発成果を用いた起業および起業後の挑戦的な取り組みや、大学や企業などから大学発ベンチャーへの支援などをより一層促進することを目的としています。また、経営者が40歳未満注2)かつ設立後3年以内注3)の企業を対象とした「アーリーエッジ賞」を設定し、若手経営者の挑戦を支援しています。
- 注1)大学など
- 国公私立大学、高等専門学校、国立試験研究機関、公立試験研究機関、国立研究開発法人、公益法人などの非営利法人を指す。
- 注2)2020年4月1日現在
- 注3)2017年4月1日以後設立の企業
2.表彰対象
大学発ベンチャー注4)と併せて、特にその成長に寄与した機関(研究開発成果を創出した大学、支援および協力した企業など)がある場合には、それらの機関も表彰します。
ただし、アーリーエッジ賞については、表彰対象を経営者が40歳未満かつ設立後3年以内の大学発ベンチャーとその支援大学、支援企業を対象とします。
- 注4)ここでは、下記のいずれかに該当する企業を「大学発ベンチャー」と定義します。
-
- ⅰ)大学などの特許を活用して起業したベンチャー企業
ただし、起業時点では上記に該当していないが設立後5年以内に大学などから技術移転を受けたベンチャー企業も含みます。 - ⅱ)特許以外の大学などの研究成果を活用して起業したベンチャー企業
(特許は取得していないものの、大学などにおけるアイディアやノウハウを基に起業したベンチャー企業)
ただし、起業時点では上記に該当していないが設立後5年以内に大学などと共同研究などを行った成果を活用したベンチャー企業も含みます。 - ⅲ)教職員・学生などによる人材移転型ベンチャー企業
- ⅳ)大学などが出資・経営支援したベンチャー企業
- ⅰ)大学などの特許を活用して起業したベンチャー企業
3.表彰
- 文部科学大臣賞
- 経済産業大臣賞
- 科学技術振興機構理事長賞
- 新エネルギー・産業技術総合開発機構理事長賞
- 日本ベンチャー学会会長賞
- アーリーエッジ賞
※その他、大学発ベンチャー表彰特別賞が授与される場合があります。
4.応募要件
- 応募時点で上場していない、おおむね設立10年以内のベンチャーであること
- 過去の本表彰における文部科学大臣賞、経済産業大臣賞を受賞していないこと
5.応募期間
2020年4月6日(月)~5月25日(月)正午 締め切り *事務局必着
6.応募資料ダウンロード
大学発ベンチャー表彰ホームページ(https://www.jst.go.jp/aas/)より、「応募要項」および「応募様式」をダウンロードできます。
7.受賞者発表
受賞者の発表は、2020年8月中旬を予定しています。
受賞者および受賞内容については、大学発ベンチャー表彰のホームページ(https://www.jst.go.jp/aas/)などで発表します。
8.表彰式
新型コロナウイルス感染拡大防止のため、本年の表彰式は開催しませんが、賞状などを別途授与します。
9.主催
科学技術振興機構
新エネルギー・産業技術総合開発機構
10.後援(予定)
文部科学省、経済産業省、日本ベンチャー学会、全国地方新聞社連合会