科学技術振興機構報 第1420号

令和2年2月28日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

「第9回科学の甲子園全国大会」開催中止について

~新型コロナウイルスの感染拡大防止のため~

JST(理事長 濵口 道成)は、新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、全国の高校生などが学校対抗で科学の力を競う「第9回科学の甲子園全国大会」(日程:令和2年3月20日から3月23日まで、開催地:さいたま市)の開催中止を決定しました。

新型コロナウイルス感染症対策の政府基本方針を受け、本大会の開催の是非について、大会の競技やプログラム内容などを総合的に検討した結果、感染拡大防止の観点から中止することが適切と判断しました。

本大会は、全国47都道府県の代表生徒372人が一堂に会し、チームで相談、協力して競技に取り組むことを特徴としており、また、競技の前後には、多数の生徒同士の交流行事を予定していることから、濃厚接触のリスクが高いと考えられます。加えて、難度の高い問題に長時間集中して挑むため、生徒の体力消耗が激しいことも想定されます。このような大会の特性を踏まえ、感染状況および会場や宿泊施設の状況なども含めて総合的に検討した結果、中止の判断に至ったものです。

大会を楽しみにされていた皆様には大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解をいただきますようお願い申し上げます。

次年度は「第10回科学の甲子園全国大会」として、令和3年3月に茨城県つくば市での開催を予定しています。

ホームページURL:https://koushien.jst.go.jp/koushien/

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