科学技術振興機構報 第1407号

令和元年11月27日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

日米欧量子科学技術国際シンポジウムの開催について

JST(理事長 濵口 道成)は、12月16日(月)~17日(火)、量子科学技術を先導する日米欧のトップレベル研究者による最先端研究成果を発信する、日米欧量子科学技術国際シンポジウム(EU-USA-Japan International Symposium on Quantum Technology(ISQT))を開催します。

JSTの戦略的創造研究推進事業 CREST 研究領域「量子状態の高度な制御に基づく革新的量子技術基盤の創出」では、平成28年度から社会の発展に資する革新的量子技術基盤の創出を目指した研究開発を推進しています。本研究領域主導で米欧のトップレベルの研究者らを招へいし、本シンポジウムを開催することで、日本の本研究分野でのプレゼンスの向上や戦略的な国際協力の拡大を目指します。また、企業や政策の関係者にも参加を促し、量子科学技術分野における日米欧の連携の深化や、競争と協調を通じた研究力の向上に貢献することが期待されます。

なお、17日(火)午後から18日(水)には、文部科学省が実施する光・量子飛躍フラッグシッププログラム(Q-LEAP)の「量子情報処理」および「量子計測・センシング」(参加申込は終了しています)、また、内閣府が実施する戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)「光・量子を活用したSociety5.0実現化技術」の「量子通信」の各技術領域において、専門家会議も開催します。

現在、政府にて「量子技術イノベーション戦略」の検討が進められる中、本シンポジウムは、その国際的な戦略も背景に企画・開催されるものです。

<開催概要>

1. 令和元年12月16日(月)~17日(火)
2. 京都ブライトンホテル(京都府京都市上京区仕丁町330)
3. 日米欧共同議長 荒川 泰彦(CREST 研究総括/東京大学 ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構 特任教授)
トマッソ・カラルコ(ペーター・グリューンベルク研究所 教授)
アレキサンダー・クローニン(アリゾナ大学 教授)
4. 科学技術振興機構(JST)
5. 文部科学省(予定)、経済産業省(予定)、総務省(予定)
6. 無料
7. 英語
8. ホームページより事前登録してください。
https://www.jst.go.jp/kisoken/crest/isqt2019/index.html
9. 約300名(定員に達し次第、登録の受け付けを終了します。)

<添付資料>

<お問い合わせ先>

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