科学技術振興機構報 第1406号

令和元年11月22日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)

未来社会創造事業(探索加速型)における
令和元年度新規本格研究課題の決定について

JST(理事長 濵口 道成)は未来社会創造事業(探索加速型)において、新たに令和元年度の新規本格研究課題と研究開発代表者を決定しました(別紙1)。

本事業では、社会・産業ニーズを踏まえ、経済・社会的にインパクトのあるターゲットを目指す技術的にチャレンジングな目標を設定し、POC(概念実証:実用化が可能かどうか見極められる段階)を目指した研究開発を実施します。

未来社会創造事業(探索加速型)は、探索研究から本格研究へと段階的に研究開発を進める点に特徴があります。探索研究では、スモールスタート方式(比較的少額の研究開発課題を多数採択する仕組み)で多くの斬新なアイデアを取り入れます。そして探索研究から本格研究へ移行する際に研究開発課題を絞り込むことで、最適な研究開発課題の編成や集中投資を行います。

本格研究への移行審査では、運営統括が研究開発運営会議および外部専門家の協力を得て、書類と面接により、探索研究の成果と本格研究の計画を評価します。その評価結果を踏まえ、本格研究移行課題の候補について事業統括会議で審議します。

以上の審査を経て、本年度2件目の新規本格研究課題を下記の通り決定しました。

[本格研究課題]

「持続可能な社会の実現」領域(運営統括:國枝 秀世)

重点公募テーマ「新たな資源循環サイクルを可能とするものづくりプロセスの革新」

「製品ライフサイクル管理とそれを支える革新的解体技術開発による統合循環生産システムの構築」
所 千晴(早稲田大学 理工学術院 教授)

事業および研究開発課題の詳細は別紙および下記ホームページを参照してください。
URL https://www.jst.go.jp/mirai/

<添付資料>

<お問い合わせ先>

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