JST(理事長 濵口 道成)は、大学発新産業創出プログラム(START)「プロジェクト支援型」における平成30年度第2サイクル審査分の新規プロジェクト7件を決定しました(別紙)。
本プログラムは、ベンチャーキャピタルなどの事業化ノウハウを持った人材を「事業プロモーター」として活用し、研究者と共に事業戦略・知財戦略を構築しつつ市場や出口を見据えた研究開発と事業育成を一体的に推進し、企業価値の高いベンチャー企業の設立を目指します(参考1)。
本プログラムでは、まず大学などの研究者から技術シーズの申請を受け付けます。事業プロモーター(参考2)は応募・開示された技術シーズの中から事業化の可能性があると判断されるものを選び、研究者と共にビジネスモデルを検討します。その後、研究者と事業プロモーターから提案される技術シーズやビジネスモデルなどに対して、外部専門家で構成される委員会にて審査(事前評価)を実施し、その結果を基に新規プロジェクトを決定します。委員会の審査は第1サイクルおよび第2サイクルの2回実施しますが、今回は第2サイクル分と第1サイクルにて再審査(審査継続)となった申請について審査しました。
本年度は平成30年1月16日(火)から5月9日(水)まで、平成30年度審査対象の技術シーズを募集し、82件の応募がありました。事業プロモーターによる絞り込みと委員会による審査を実施し、7件の新規プロジェクトを決定しました。
なお、平成30年度第1サイクルにおいては、2件の新規プロジェクトを採択しました。