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参考

e-ASIA共同研究プログラム
平成29年度新規課題採択に関して

1.趣旨・目的

本プログラムは、東アジア地域において、科学技術分野における研究交流を加速することにより研究開発力を強化するとともに、エネルギー、防災、感染症など、当該地域の各国が共通して抱える課題の解決を目指す事業です。

その一環として、メンバー国のうち3ヵ国以上による国際共同研究を実施しています。参加国が合意した分野において共同研究を実施することを通じて、地域課題の解決や経済発展、人材育成に寄与していきます。

2.募集分野

「先端融合(電力のためのインテリジェント・インフラストラクチャ)」分野に関する共同研究の課題とします。

3.応募資格

日本国内の大学や研究機関、企業などで研究に従事している研究者であることが必要です。

4.支援期間(研究期間)

約3年間

5.支援規模

1課題あたり、3年間で総額3510万円(間接経費を含む)を上限とします。

6.選考方法

日本および各国の専門家がそれぞれ独自に評価を行い、各国公募参加機関との協議を行いました。その結果をもとにe-ASIA共同研究プログラム理事会において採択課題を決定しました。

7.審査にあたっての評価基準

以下の基準を適用しました。

  1. (1)東アジア地域の課題解決など事業の趣旨および対象分野への適合性
  2. (2)研究代表者の適格性
  3. (3)研究の有効性および共同研究国間の相互利益・相乗効果
  4. (4)研究計画の妥当性
  5. (5)(人的)交流の有効性および継続性
  6. (6)(人的)交流計画の妥当性