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別紙1

e-ASIA共同研究プログラム 「先端融合」分野
平成29年度新規課題一覧

共同研究課題 研究代表者 所属・役職 共同研究課題概要
e-Asia 諸国における拡張可能型のクラスターに基づくエネルギーインフラの研究 日本中西 要祐 早稲田大学理工学術院
環境・エネルギー研究科
特任教授

本研究は、エネルギーインフラの拡張が急務である東南アジア諸国において、拡張性があり環境保全に配慮した電力供給システムを導入促進することを目的とする。

具体的には、日本側チームはクラスター型の電力システムの概念設計と再生可能エネルギーの活用技術の研究を行う。タイ側チームは蓄電池活用技術とパワーエレクトロニクス技術を発展させ、システムの構成要素の基本制御・設計の研究を進める。また、国民性を考慮した農村部での電力系統の普及を社会学および経済学の観点から研究する。フィリピン側チームは島嶼の系統構成を最適潮流計算を用いて研究する。インドネシア側チームは離島の単独系統設計の研究を行う。

この4カ国のチームによる共同研究を通して、各国の国情に適したエネルギーインフラ構築の基盤形成が期待される。

タイウドム・レウンファイザル 国立電子コンピューター技術研究センター
先端自動電子技術研究部
部長
フィリピンノエル・エストペレス ミンダナオ州立大学
イリガン校
工学部
教授
インドネシアアブラハム・ロミ マラン工科大学
工学部
教授