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別紙1

平成27年度第3回採択 交流計画一覧

【今後実施される交流計画】 実施予定期間は契約締結時に決定します。
基本情報 交流計画テーマおよび趣旨
受け入れ機関名 所在地 コース 実施予定期間 送り出し機関国名 送り出し機関名 招へい対象者の内訳
1 沖縄工業高等専門学校 沖縄県 B.共同研究活動コース 平成27年12月7日~平成27年12月20日 台湾 国立台北科技大学 台湾:大学院生(2名) 【テーマ】台北科技大(電気電子工学科)と沖縄高専(情報通信システム工学科)のRF-ICフロントエンド設計・評価・応用に関する共同研究
【趣旨】台北科技大の電子工学科で設計した無線通信用・生体信号受信用フロントエンドRF-ICを沖縄高専における次世代無線評価システム、電波暗室などを用いて特性を評価し、回路設計フィードバックと人間の意思決定関連応用の研究を行う。本プログラムは、台湾の得意とする集積回路製造技術と日本の優れた実戦的な応用設計技術のコラボレーション研究を深化させることで、日本の優れた科学技術への関心を高めることを目的にしている。
2 名古屋工業大学 愛知県 B.共同研究活動コース 平成27年12月7日~平成27年12月28日 マレーシア マレーシア工科大学 マレーシア:大学院生(10名)教員(1名) 【テーマ】大結晶粒から成る高品質グラフェン膜のCVD合成
【趣旨】本プログラムでは、グラフェン膜の層数制御、大結晶粒化による、高品質グラフェン膜の化学気相合成(CVD)に関する研究を行う。具体的には、炭素源材料、触媒金属の表面処理、およびその他のCVD合成パラメータの最適化を行うことで、高品質グラフェン膜を得る。マレーシアなどの発展途上国では良質の水の確保は最重要課題の一つであり、得られる高品質グラフェン膜を使って、今後、水ろ過の研究へと展開予定である。
3 島根大学 島根県 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月4日~平成28年1月9日 インド バナラス・ヒンドゥー大学 インド:大学生(2名)大学院生(3名) 【テーマ】インドで生まれた科学技術「ラマン分光法」を医療現場で活用しよう
【趣旨】ラマン分光法はインドの科学者C.Vラマンが発見してノーベル賞を受賞した手法で、この手法により、前処理無しに分子構造や環境を調べることが出来るので、これまで生検(切り取り検査)が必要だった医療診断法に代わる患者負担の少ない新しい医療診断手法として期待されている。この手法に特化した世界的でも珍しい島根大学医・生物ラマンプロジェクトセンタ-の研究の取り組みをインド人学生が体験的に学ぶ。
4 長崎大学 長崎県 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月10日~平成28年1月16日 タイ王国 チュラロンコン大学 タイ王国:大学生(7名)大学院生(3名)教員(1名) 【テーマ】長崎で学ぼう!~出島のくすりから先端創薬まで~
【趣旨】日本の薬学は長崎の出島を通じてオランダよりもたらされた西洋科学によって大きく変化した。本プログラムでは,出島によって発展を遂げた日本のクスリの歴史と現在の先端創薬を学ぶ。
5 北海道大学 北海道 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月11日~平成28年1月18日 ミャンマー連邦共和国 マンダレー大学 ミャンマー連邦共和国:大学生(10名)教員(1名) 【テーマ】持続可能な資源教育
【趣旨】今後の経済発展が大きく見込まれているミャンマーにおける持続可能な資源開発を行うために、資源開発、資源循環、環境修復を包含する日本流資源開発教育を実施する。すなわち、環境地質学、採鉱学、資源循環学、環境修復学に関連する講義を実施するとともに、それらに関連する道内にある実稼動施設の見学を行い、持続可能な資源開発に関する総合的な知識を身につける。
6 熊本大学 熊本県 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月12日~平成28年1月16日 モンゴル国 モンゴル科学技術大学
モンゴル国立大学
グルバン・エルデーン大学
モンゴル国:大学生(3名)大学院生(1名)教員(6名) 【テーマ】モンゴルにおける大学教育の高度化に向けたeラーニング環境共同整備を目的とした学術交流
【趣旨】参加大学ですでに導入が始まっているeラーニングシステムを活用し大学教育を高度化のため、教材開発・学習履歴の解析・解析結果に基づく教育内容の改善というPDCAサイクルを構築することを目指し、参加大学と情報交換を行う。まず、熊本大学での事例や熊本大学が連携している途上国における事例等をもとに討論を行い、モンゴルの各大学での状況に合わせた熊本大学と共同して整備することを目指し学術交流を行う。
7 鹿児島大学 鹿児島県 B.共同研究活動コース 平成28年1月12日~平成28年1月31日 インド インド工科大学カンプル インド:大学院生(1名) 【テーマ】地震による上下水道などの水処理施設の破壊が人間の社会活動や自然環境及ぼす各種影響に関する研究
【趣旨】本研究では生活用水あるいは生活排水用のパイプライン、すなわち上下水道の損傷が社会に与える影響について総合的に研究するものである。このような上下水道施設の損傷は、住民等の水供給や汚水の排出の停止に留まらず、補修費用や利用者への補償などの経済的負担に加え、自然環境や人間の社会活動へ及ぼす影響も大きい。従って、このような重大な影響を避けるためには,影響評価のための広範囲かつ徹底した要因分析を行う必要があり、そのための影響項目ならびにその範囲に関するリストを作成する必要がある。本研究では、このような施設の破壊した場合の影響評価指標の枠組みについて検討を行うものである。
8 東北大学 宮城県 B.共同研究活動コース 平成28年1月13日~平成28年2月2日 中華人民共和国 中国科学院過程工程研究所 中華人民共和国:教員(1名) 【テーマ】ナノ・バイオ分子反応シミュレーションの3次元可視化による実時間・実空間解析
【趣旨】触媒やドラッグデリバリーに利用されているナノグラフェン酸化物磁性体の分子吸着の化学反応動力学シミュレーションを行い、3次元可視化解析によってその結合サイトや吸着機構を明らかにする。招聘研究者はその成果を学部留学生に発表し、留学生に研究者のロールモデルを提示する。留学生との議論を通して、日本のグローバル教育にも関心を持ち、帰国後に本学の留学制度の広報などを担う仲介者となることを期待する。
9 東京理科大学 東京都 B.共同研究活動コース 平成28年1月16日~平成28年2月5日 中華人民共和国 北京大学 中華人民共和国:大学院生(3名)教員(1名) 【テーマ】光触媒を用いたエネルギー源の生成に関する共同研究
【趣旨】本交流を通して、日本発の誇れる科学技術の1つである光触媒について共同で研究活動を行うことにより、光触媒の基礎的な知識から応用範囲を理解してもらうとともに、光触媒の最先端の研究(水分解による水素生成、二酸化炭素の光還元によるエネルギー源の生成)に触れることで、日本の最先端技術に関心をもった青少年が将来の日本での活動への意欲を高めることを目的とする。
10 九州大学 福岡県 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月17日~平成28年1月23日 中華人民共和国 大連大学 中華人民共和国:教員(5名)研究者(5名) 【テーマ】社会情報基盤技術とIoT
【趣旨】システムLSI研究センターが、研究開発を進める「社会情報基盤技術VRICS」とその構成要素技術である「IoT」の技術の知識習得および研究者、実証フィールドでの利用者との意見交換を通じて、技術の有効性に関する理解を深めさせ、中国での取組みと日本で社会情報基盤技術を学ぶ学生の斡旋を依頼するとともに、日本社会に対する理解、日中教育者の相互理解を深め、関係者間の良好な人間関係を構築する。
11 一般社団法人 国際善隣協会 東京都 C.企画活動コース 平成28年1月17日~平成28年1月23日 中華人民共和国 寧夏回族自治区対外科技交流センター 中華人民共和国:大学生(2名)教員(4名)研究者(2名)その他(2名) 【テーマ】日本における土壌汚染の対処方法
【趣旨】寧夏においては近年過剰な施肥または工場、鉱山跡地の農地化のため、土壌汚染が深刻化しており、その対策の必要性に迫られている。当地の農業は黄河の上中流に位置するため、雨量の極端に少ない北部は自然流下による灌漑農業、また中部は揚水灌漑による農業を余儀なくされている。その用水量は近年社会の発展のため、大きく制限されており、それに比例して、土壌の汚染負荷が深刻化しており、その対処は大きなテーマである。
12 一般社団法人 日・タイ経済協力協会 東京都 C.企画活動コース 平成28年1月17日~平成28年1月23日 タイ王国 泰日工業大学 タイ王国:大学生(8名)大学院生(2名)教員(1名) 【テーマ】自動車製造における高度なデザインと技術
【趣旨】日本の自動車製造におけるデザインと技術は、どのような取り組みや関連した基盤、支援等のもとに高度なものとなっているのか、関連の機関等訪問して学ぶ。
13 一般財団法人 日中教育医療文化交流機構 東京都 C.企画活動コース 平成28年1月17日~平成28年1月23日 中華人民共和国 復旦大学付属中学
上海交通大学付属高校
上海南洋模範高校
市北中学
延安高校
中華人民共和国:高校生(13名)教員(1名)研究者(1名) 【テーマ】日本を代表する理系大学で体感する最先端科学技術の研究力と教育力
【趣旨】日本の教育から産業界にまで希求される高度人材、その“金の卵”として、崇高な志と意欲を有し、次世代の日中友好への寄与を期待される優秀な中国の高校生を招聘し、日本が世界に誇る「最先端の科学技術力」を、その研究・開発現場から教授・学生らとの交流を通じ、またその地盤としての「教育力」まで、包括的に「日本の魅力」をアカデミック・キャリア両面から、疑似留学プログラムにより体感させる。
14 公益財団法人 国際環境技術移転センター  三重県 C.企画活動コース 平成28年1月17日~平成28年1月24日 中華人民共和国 四川省科学技術交流中心 中華人民共和国:教員(2名)研究者(6名)その他(1名) 【テーマ】地域の環境管理に関する事例研究—環境配慮型農業、再資源化など—
【趣旨】四川省の農業分野を中心とする環境保全問題、廃棄物処理問題などを背景に、同省から環境保全や再資源化について研究している優秀な中堅研究者を招聘し、日本の産学官からの経験と取組みを紹介することにより、環境保全・環境管理の技術・手法に関して総合的な理解を深めてもらうこととする。これにより研究者は、同省でのこれまでの課題解決に資するための知見を深める。
15 東京大学 東京都 B.共同研究活動コース 平成28年1月17日~平成28年2月6日 台湾 国立台湾大学 台湾:大学院生(1名) 【テーマ】肝炎ウイルスの感染によって引き起こされる肝臓がん形成の分子機構の解析
【趣旨】肝臓がんは、慢性的な肝障害やウイルス性肝炎(特にHBVやHCV)によって引き起こされる。HBV、HCVはそれぞれ発がん活性を示すHBX、HCPを保有し、これらは細胞周期、細胞増殖、アポトーシスを調節することで正常細胞をがん化させる。先行研究によって、ゼブラフィッシュの肝細胞に、同時にHBXとHCPを過剰発現した場合、肝細胞癌ではなく肝内胆管癌が形成することが報告されているが、そのメカニズムは不明である。我々は、HBVやHCVの肝細胞への感染が細胞の脱分化を誘導し、肝前駆細胞を経て、そこから肝内胆管がんが発生する可能性を考えた。そこで、本研究プロジェクトではHBXとHCPがどのように肝前駆細胞の分化に影響を及ぼしているか検証したいと考えている。
16 静岡大学 静岡県 B.共同研究活動コース 平成28年1月18日~平成28年1月29日 インドネシア共和国 インドネシア教育大学-ウピ インドネシア共和国:大学生(1名)大学院生(6名)ポスドク(1名)教員(2名) 【テーマ】科学技術のイノベーションを推進するためのSTEM教育プロジェクト
【趣旨】:知識基盤社会が進行する中で、両国から独自のイノベーションを起こすことは、喫緊の課題である。そのために取り組んできたSTEM教育研究における院生レベルでの課題は、教育研究のデザインを学ぶことであり、同時に共同で研究を進める際の共通の課題でもある。この課題について議論し、関係する知識・技能を高めることは、今後日本に来て学ぼうとし、そして将来研究者として両国に貢献することになる学生らにとっての貴重な経験となる。
17 立命館大学 滋賀県 B.共同研究活動コース 平成28年1月18日~平成28年2月5日 中華人民共和国 大連理工大学 中華人民共和国:大学生(4名)教員(7名) 【テーマ】コンピュータ利用の言語学習や遠隔教育・学習等のeラーニング環境での教材開発と活用
【趣旨】本研修は、言語教員として基本的なICTの効果的な活用方法の理解とマルチメデイア教材開発の実践力を養うことを目的とするもので、それぞれの英語教員及び日本語教員専門家がセミナー形式で提供するものである。
18 岩手大学 岩手県 B.共同研究活動コース 平成28年1月18日~平成28年2月6日 中華人民共和国
タイ王国
大連理工大学
チュラロンコン大学
中華人民共和国:大学院生(1名)
タイ王国:大学生(3名)
【テーマ】ロボット研究開発を通じた被災地支援プログラム
【趣旨】本学で開発中の最先端被災地支援ロボットの共同研究開発を通じて被災地復興を支援するとともに、開発の背景にある被災地の状況や問題を学ぶ。特に岩手の被災地の方々との談話やタイ洪水における支援例などに関する談話を通じて相互に被災地支援への理解を深める。本留学候補者は本学への入学や就職を視野に入れており、国際的な視点から被災地支援や支援機器開発をリードできる留学生および研究員の獲得が期待できる。
19 岡山大学 岡山県 B.共同研究活動コース 平成28年1月18日~平成28年2月7日 インドネシア共和国 ハサヌディン大学 インドネシア共和国:教員(2名) 【テーマ】「インドネシア・ハサヌディン大学の教員を対象とする日本の最先端歯学研究および臨床技術の体験プログラム」
【趣旨】岡山大学における優れた研究環境を体感するとともに、岡山大学において将来共同で研究活動を行うことの素晴らしさを実感してもらう。岡山大学における学生生活を実際に体験することにより、宗教の違い、食文化の違い、生活習慣の違いがあっても快適に留学生活ができることを体感してもらい、将来の進路の選択肢の1つとしてもらう。
20 名古屋大学 愛知県 B.共同研究活動コース 平成28年1月19日~平成28年1月30日 タイ王国 チュラロンコン大学 タイ王国:大学院生(3名) 【テーマ】「日本とタイの若手研究者による【ナチュラルプロダクツの機能化と先進デバイスへの応用】に関する知の交流」
【趣旨】タイでは、大きな環境課題となっているパーム油製造時の残渣、カニやエビなどの甲殻類から出る廃棄物の有効利用が求められている。名古屋大学の強みである「プラズマ化学」とチュラロンコン大学の強みである「天然高分子」に関する学術基盤を活かすことにより、日本とタイの若手研究者が、ナチュラルプロダクツの機能化と先進デバイスへの応用を検討し、資源の有効利用やエネルギー利用について考究する、実践的な研究交流を行う。
21 東京農工大学 東京都 B.共同研究活動コース 平成28年1月20日~平成28年2月3日 中華人民共和国 中国科学院 中華人民共和国:大学院生(1名)ポスドク(3名)教員(3名) 【テーマ】急激な水分変動が農地における亜酸化窒素(NO)に及ぼす影響
【趣旨】農業活動における窒素肥料に由来する温室効果ガスである亜酸化窒素の削減は日本および中国において喫緊の課題である。中国は日本と同じく、畑だけでなく水稲栽培も盛んな国であるため、技術交流はお互いにとって大きな刺激となりうる。本交流では両国の若手研究者による短期の共同研究(急激な水分変動が農地における亜酸化窒素に及ぼす影響)と日本のトップクラスの温室効果ガス研究を学ぶことで、今後の日中交流を促進することを目的とする。
22 岡山大学 岡山県 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月22日~平成28年1月29日 ベトナム社会主義共和国 ハイフォン医科薬科大学 ベトナム社会主義共和国:教員(4名) 【テーマ】若手ベトナム薬学系教員の研究力の向上に向けた科学技術交流事業
【趣旨】ベトナム社会主義共和国の薬学教育の未来を担うハイフォン医科薬科大学の若手薬学部教員を招へいし、日本の薬学教育・研究の最先端の科学技術を紹介し、併せて次世代のベトナム社会主義共和国と日本の交流を担う人材の育成を進め、今後の日越の活発な研究交流に繋げることを目的とする。
23 宮崎大学 宮崎県 B.共同研究活動コース 平成28年1月22日~平成28年2月5日 インドネシア共和国 ブラウィジャヤ大学 インドネシア共和国:大学生(5名)大学院生(5名)教員(1名) 【テーマ】日本の高度な廃棄物管理技術と都市計画に関する共同研究
【趣旨】本学と大学間協定を締結しているブラウィジャヤ大学(インドネシア)に在学する、日本への留学を希望する学生に対して、日本の高度な廃棄物資源循環技術や持続可能な街づくりの研究および施設視察の機会を提供する。本事業により、対象学生が環境工学や都市計画分野に興味を持ち、留学先として日本の大学を選択してもらうことをねらいとする。
24 早稲田大学 埼玉県 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月24日~平成28年1月30日 中華人民共和国 中国計量学院 中華人民共和国:大学生(6名)大学院生(4名)教員(1名) 【テーマ】科学技術をいかにグローバル課題の解決とウェルビーイングの実現に役立てるかを考える
【趣旨】自然災害、環境汚染、食品安全、衛生防疫、情報セキュリティなど、21世紀人間社会が直面する多くの問題は、国境を越えてグローバル課題となっている。本交流計画では、中国の優秀な若者に日本の最先端の科学技術を紹介し、関連施設の見学や特別講義、日本と中国両国の若い学生による討論会を通じて、科学技術をいかにグローバル課題の解決と人類共通のウェルビーイングの実現に役立てるかを一緒に考え、関心を高め、理解を深める。
25 キャセイ・トライテック株式会社 神奈川県 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月24日~平成28年2月2日 中華人民共和国 中国科学技術大学 中華人民共和国:大学生(5名)大学院生(5名)教員(1名) 【テーマ】日本のIT産業、特に今後発展が期待されるM2M「Machine to Machine」技術について、それを支える開発会社、大学、研究施設、応用現場を訪問し、企業活動を体験してもらう。
【趣旨】これまでのインターネット世界は、メールやWebb、SNS、オンラインゲームなどで、人と人とがネットワークでつながり合い、情報交換を行ってきたが、今後はM2Mによって自動車や家電など、現実世界のありとあらゆるものがネットワークに接続され、モノとモノ、或いは人とモノが情報交換を行い、お互いの制御を行う‘Intenet of Things’の世界へ発展する。本プログラムではM2Mを中心に、日本の先進技術及びその背景にある日本の文化を中国の優秀な学生に体験してもらい、将来の日本への留学や研究開発の活動を促すことを目的とする。
26 九州工業大学 福岡県 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月25日~平成28年2月3日 台湾 国立台湾科技大学 台湾:大学院生(10名) 【テーマ】最先端のものづくりと大学院生の協働学習を通じた日台国際交流
【趣旨】北部九州に立地する多種多様な日本の代表的企業及び地場有力企業の最先端工場の見学、および学生の専攻に応じた学生フォーラム(研究発表・討論)や学外実習などでの協働学習を通じて、我が国の最先端の科学技術への理解を深め、アジアの未来を担う若者同士の国際交流を促進する。
27 札幌日本大学高等学校 北海道 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月27日~平成28年2月3日 モンゴル国 新モンゴル高等学校
新モンゴル工業高等専門学校(新モンゴル高専)
モンゴル国:高校生(10名)教員(1名) 【テーマ】寒冷地における科学技術の取り組みと将来の可能性を探る
【趣旨】居住地域の気象環境が寒冷地であるモンゴル国と日本の北海道の高校生が科学技術を通じて交流を図り、北海道で実践されている寒冷地における自然科学分野の研究を学ぶ。今回のプログラムを通じて理数教育分野でのグローバルな交流を図り、将来の寒冷地における科学技術研究の可能性を探るとともに、自分たちの居住地域の振興を担う科学技術者の育成を志すきっかけとする。
28 公益財団法人 石川県国際交流協会 石川県 C.企画活動コース 平成28年1月28日~平成28年2月3日 中華人民共和国 中国四川省科技交流センター
成都外国語学校
成都市实验外国语学校
四川省彭州中学
成都七中
成都市樹徳協進中学
成都石室天府中学
簡陽中学
中華人民共和国:高校生(9名)その他(1名) 【テーマ】石川県のものづくり企業から学ぶ交流研究プログラム
【趣旨】江戸時代に百万石の大藩として栄えた歴史をもつ石川県には、独自の高い技術力を誇るものづくり企業、特定分野で高いシェアを誇るニッチトップ企業が数多く存在する。今回招へいする中国四川省の高校生には、そのような企業を訪問し日本の科学技術に触れたり、スーパーサイエンスハイスクールに指定されている県立泉丘高等学校の生徒や、金沢大学、北陸先端科学技術学院大学に学ぶ中国留学生との交流により、日本への留学も選択肢に入れた、グローバルな視野をもつ人材となるための一助としたい。
29 宮崎大学 宮崎県 B.共同研究活動コース 平成28年1月29日~平成28年2月7日 インドネシア共和国 ボゴール農業大学 インドネシア共和国:大学生(10名)教員(1名) 【テーマ】「グローバル化時代に対応した国際動物防疫を担う人材の発掘と育成
【趣旨】2010年に宮崎県で発生した口蹄疫から得た教訓は、海外悪性伝染病に対する専門的知識を有し、防疫措置を統括できる危機管理能力を有した人材育成の重要性である。従って、これらの能力を併せ持ち、発生現場でのリアルタイムな指揮・指導の出来る人材育成こそが、今後の海外悪性伝染病のパンデミックを防止するために強く望まれる。特に、他国と陸続きの途上国では人や物の移動による悪性伝性病の侵入拡大の問題と常に向き合っており、諸外国の発生状況や防疫体制にも精通し、世界的な視野から防疫体制を構築できる人材の育成は重要かつ急務となっている。本プログラムは、宮崎大学が日本でも有数の畜産県に立地しているという特色を踏まえ、産業動物を中心としたフィールド教育を活用した実践教育を展開することにより国際防疫を担う次世代の人材を発掘・育成することを目的とする。
30 東京海洋大学 東京都 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月30日~平成28年2月4日 タイ王国 チュラロンコーン大学 タイ王国:大学生(10名)教員(1名) 【テーマ】東北地方の農水産物の高品質凍結に関するタイ王国-日本国際合同セミナー
【趣旨】タイ王国と日本はともに水産業の盛んな国であり、研究開発も盛んに行われている。タイ王国で食品科学を学ぶ優れた学生に日本の水産の現場を体験してもらい、伝統的な経験と勘に頼る水産業ではなく、科学的なアプローチにより、水産業の近代化を目指している研究所や、最新の水産市場や加工現場を見てもらうこと、また日本の学生との研究交流を行うことが、本計画の趣旨である。
31 北九州市立大学 福岡県 B.共同研究活動コース 平成28年1月30日~平成28年2月6日 ベトナム社会主義共和国 ベトナム科学アカデミー,環境技術研究所 ベトナム社会主義共和国:研究者(10名) 【テーマ】迅速、高効率な微量有害物質網羅分析手法の技術移転と共有化
【趣旨】北九大・国環研・IETは、JSPSの二国間交流事業共同研究として2012年から3年間ベトナムの化学物質汚染を共同研究し、大きな研究成果を挙げた。しかし、目的の1つであったIETの若手研究者の育成に関しては、ベトナム側の予算不足のため充分に実施できなかった。そこで、本プランでIETの優秀な若手研究者を招聘し、世界最先端の化学物質分析とバイオアッセイ手法を技術移転して今後の共同研究の強化を図る。
32 静岡大学 静岡県 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月30日~平成28年2月6日 インドネシア共和国 ビヌスインターナショナルスクール・スルポン インドネシア共和国:高校生(10名)教員(1名) 【テーマ】「驚き感動体験から、静岡とインドネシアの架け橋へ」
【趣旨】めざましい経済発展を遂げるインドネシアから科学技術分野への関心の高い優秀な高校生を招聘し、日本の科学技術の「驚き感動体験」機会を設ける。また、インドネシアへ進出している日本企業を訪問し、日本とインドネシアの親密な技術交流への理解を促すことにより、将来の日本留学を動機づけ、将来日本とインドネシアの架け橋として両国の科学技術の発展に貢献する人材育成の出発点となるようにしたい。
33 北九州市立大学 福岡県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月1日~平成28年2月6日 大韓民国 東明大学校 大韓民国:大学生(10名)教員(1名) 【テーマ】北九州工業地帯における日本の最先端科学技術の体験
【趣旨】北九州市立大学国際環境工学部が位置する北九州工業地帯が誇る産業施設、また日本を代表する北九州学術研究都市で日本の最先端科学技術に触れてもらう。また、今後の日本への留学の参考となるよう、本学部の工学教育への取り組みの紹介や研究室見学、本学部教員による特別講義を実施し、日本の大学・大学院での教育および研究、日本文化、雰囲気を体験してもらう。
34 九州大学 福岡県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月1日~平成28年2月8日 モンゴル国 モンゴル国立大学
モンゴル科学院
モンゴル国:大学院生(2名)教員(2名)研究者(4名) 【テーマ】東アジアにおける砂漠化進行地域における持続可能な環境保全
【趣旨】九州大学は東アジア環境研究機構内に砂漠化防止研究部門を組織し、6年間にわたり全学をあげて砂漠化防止技術に関する研究を進めてきた。今回は、九州大学の理学研究院、工学研究院、農学研究院において砂漠化防止研究の研修を実施する。さらに鳥取大学乾燥地研究センターの協力を得て、モンゴルで進めている黄砂観測の結果を紹介するとともに、所有する黄砂粒子の化学分析機器ほかについて研修を実施する。
35 神戸大学 兵庫県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月1日~平成28年2月8日 中華人民共和国 華中科技大学 中華人民共和国:大学院生(10名)教員(4名) 【テーマ】最先端のシステム情報学に関する国際学生交流
【趣旨】超少子高齢化社会に向けで本学が進めているシステム情報制御技術の教育研究、特に計算科学や健康工学応用をテーマにして、日中両国の若い学生で活発な国際交流活動を行い、共通した社会問題を解決するための研究開発について問題意識を共有化し、今後共同でこうした社会高齢化課題を解決するための国際交流の人的基礎を構築する。
36 芝浦工業大学 東京都 B.共同研究活動コース 平成28年2月3日~平成28年2月19日 マレーシア マレーシア工科大学 マレーシア:大学生(6名)大学院生(4名)教員(1名) 【テーマ】ロボカップ@ホームMJIIT-SITチーム共同開発キャンプ
【趣旨】マレーシア日本国際工科院と芝浦工業大学は、台所やリビングなどで役に立ち人間と共生できるロボットを開発する国際コンペ「ロボカップ@ホーム」に共同チームを作って参加する。3月開催の日本大会への出場に備え、2週間かけて実機の設計と開発を行う。
37 横浜市立大学 神奈川県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月7日~平成28年2月13日 フィリピン共和国 フィリピン大学マニラ校 フィリピン共和国:大学生(5名)教員(1名) 【テーマ】高齢化と健康—高齢社会における看護—
【背景】多くの人が60歳以上の寿命を期待できるようになった現在、我が国のみならず世界のどの国もこれまで経験したことのない高齢社会を迎えている。地域別に高齢化率の今後の推移をみると、これまで高齢化が進行してきた先進地域はもとより、開発途上地域においても、高齢化が急速に進展すると見込まれている。また、現代の高齢者は一世代前の高齢者より健康状態が低い、もしくは障がいがあっても延命できる者が多く、良好な健康状態で老後を暮らしたいと考える者が多く、保健医療や介護システムの変革が求められており、今やアジアの都市に共通する喫緊の課題である。 【趣旨】本事業では、高齢者のための社会的・技術的イノベーション、特に人口の高齢化が進む日本の医療・介護制度、諸機関における看護師の役割と地域の在り方に着目し、横浜の老年看護の最新事例の講義・見学を通し、高齢者対策や介護手法など日本の老年看護学のすぐれた知と技を学ぶ。また、政策・研究・ソーシャルセクターから参加するイノベーターが形成するネットワークとの交流の場を創出する。
38 金沢大学 石川県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月9日~平成28年2月18日 中華人民共和国 西南交通大学 中華人民共和国:教員(11名) 【テーマ】本プログラムは「スマートシティ関連のまちづくりとVR技術の開発応用」と題して金沢市の関連事例とVR技術応用の実例を紹介し、都市づくりの交流を行う。
【趣旨】本事業では、西南交通大学の若手教員を招聘し、県内のエコハウス建設と関連の住宅技術、VR技術応用について相互理解を深め、国境を越えて連携しスマートシティ建設への貢献を目的としている。本事業は、来年2月の1週間を予定しており、申請者が主催する関連国際シンポジウムへの参加、石川県の協力を得たエコハウスの視察、FORUM8社の協力を得たVR技術の開発応用見学、本学研究室での関連技術の交流などを予定している。
39 奈良県立青翔中学校・高等学校 奈良県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月10日~平成28年2月14日 タイ王国 プリンセスチュラボーン・サイエンスハイスクール・ナコンシータンマラート校 タイ王国:高校生(10名)教員(1名) 【テーマ】タイ高校生による日本の科学技術と歴史文化の体験事業
【趣旨】本校の姉妹校のタイ南部のナコンシータンマラートにあるチュラボーン・サイエンス・ハイスクールから優秀な生徒を招聘し、京都大学や奈良県内の企業を見学することにより、日本の優れた科学技術について理解してもらう。また、奈良や京都といった地の利を生かし、日本の歴史文化を実感できる有名な社寺や考古学博物館へ案内する。本校は理数科の単科高校であり、SSH指定校でもあるため、生徒の研究活動が盛んに行われている。その内容について、英語を用いてタイの高校生とディスカッションを行ったり、発表会を開催することにより、双方の生徒の科学技術に関する興味・関心が一層深まると考える。そして更に将来的に両校、両国の交流が活発化する事を期待する。
40 京都大学 京都府 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月11日~平成28年2月20日 カンボジア王国
ラオス人民民主共和国
ベトナム社会主義共和国
王立プノンペン大学
王立農業大学
ラオス国立図書館
ラオス国立大学
国立農林業研究所
南部社会科学院
カンボジア王国:その他(4名)
ラオス人民民主共和国:その他(5名)
ベトナム社会主義共和国:研究者(1名)
【テーマ】インドシナ三国における図書館の情報基盤環境の構築・整備への支援
【趣旨】図書館情報学の研究者や技術者をラオス・カンボジア・ベトナムのインドシナ三国から招聘する。参加者は、京都大学東南アジア研究所における学術情報基盤構築スキームを研修し、また連携する各研究機関にて視察および実習を行う。我が国の技術協力のもと、当該国で立ち後れている学術情報基盤の構築・整備方法を習得し、自国にて実践応用できるようにする。更に、この分野における若手研究者・技術者間の交流機会を提供することで、参加者同士が国際的なネットワークを築けるよう促す。
41 京都産業大学 京都府 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月12日~平成28年2月21日 ベトナム社会主義共和国 ベトナム国立農業大学 ベトナム社会主義共和国:教員(9名)研究者(1名) 【テーマ】生命科学分野におけるベトナムとの国際交流
【趣旨】本プログラムでは、若手ベトナム研究者を日本に招き、生命科学分野における日本の研究者との交流を通じ、今後、ベトナム国立農業大学との大学間学術交流協定し、京都産業大学への留学、国際共同研究への展開などを促すことを目的とする。
42 筑波大学 埼玉県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月14日~平成28年2月20日 インドネシア共和国 インドネシア政府環境林業省人材開発局 インドネシア共和国:高校生(8名)教員(2名) 【テーマ】日本インドネシアヤングフォレスター会議
【趣旨】日本とインドネシアの高校生のうち、森林の持続可能な利用やその保全、地球温暖化問題について、将来、大学等で学び、職業としても森林関係の選択を考えている高校生が集い、大学や研究所において、森林保全や気候変動研究に関する最新技術を学ぶ。また科学技術を活かしている現場の様子も知る。さらに、高等学校においては、全国のスーパーグローバルハイスクールに指定されている学校と交流を深め、グローバルな視野をもった交流と人材育成を行う。
43 九州大学 福岡県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月14日~平成28年2月21日 台湾
ベトナム社会主義共和国
マレーシア
タイ王国
シンガポール共和国
フィリピン共和国
インドネシア共和国
国立台湾大学病院
ホーチミン市医薬科大学
マレーシア プトラ大学
マヒドン大学シリラ病院
シンガポール国立大学病院
セントルークスメディカルセンター
The Eijkman Institute
フィリピン共和国:研究者(1名)
インドネシア共和国:研究者(1名)
マレーシア:研究者(2名)
シンガポール共和国:研究者(1名)
台湾:研究者(1名)
タイ王国:研究者(2名)
ベトナム社会主義共和国:研究者(1名)
【テーマ】ジャパンメディカルイノベーションツアー
【趣旨】東アジア諸国より医療イノベーションを推進する若手人材9名を国際公募し、九州大学を起点として、医療イノベーションを推進する国内のアカデミア、企業、規制当局を訪問し、アジアにおける創薬体制の連携強化を狙う。本事業は、産学官国際交流を謳った事業であり、申請者が知りうる限り、医学研究分野においては、国内初の試みである。第一回目を平成27年2月15日~平成27年2月24日、第二回は平成27年9月6日~平成27年9月13日の日程で終了した。今回は第三回目のツアーであり、医療機器関連会社に協力して頂く。
44 国立研究開発法人 産業技術総合研究所 茨城県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月14日~平成28年2月21日 カンボジア王国
ベトナム社会主義共和国
マレーシア
タイ王国
インドネシア共和国
ミャンマー連邦共和国
カンボジア国家計量標準機関
ベトナム国家計量標準機関
マレーシア国家計量標準機関
タイ国家計量標準機関
インドネシア国家計量標準機関
科学技術省
カンボジア王国:大学院生(1名)
インドネシア共和国:研究者(1名)
マレーシア:研究者(1名)その他(1名)
ミャンマー連邦共和国:研究者(2名)
タイ王国:研究者(1名)その他(1名)
ベトナム社会主義共和国:大学院生(1名)研究者(1名)
【テーマ】ASEAN経済共同体(AEC)発足に向けたクオリティインフラ(QualityInfrastructure:QI)整備の推進
【趣旨】今年末発足予定のAECでは、国境を越えた単一経済市場の形成を目指す。その円滑な移行と実現に科学技術の役割も大きく、特に計測・標準を始めとするQIの整備は円滑な通商に不可欠である。ASEANの国立研究機関等に所属の若手研究者に、計測・標準に関する基本的な知識と役割、供給システム、再定義が決定した国際単位系(SI)の最先端研究現場を紹介し、参加者間ネットワークの形成、QI整備の実現に向けた研究連携に貢献する。
45 君が淵学園 崇城大学 熊本県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月14日~平成28年2月22日 インド ラジャギリ工業技術大学 インド:大学生(8名)教員(1名) 【テーマ】科学技術、経済、芸術、文化、人と社会を横断的に捉える人間力豊かな人材の国際交流
【趣旨】本プログラムでは本学が持つ複数の学部学科を横断的に体験することで、科学技術を一元的に捉えるのではなく、経済、芸術、文化などとの関わりを持った人間的活動として扱うことを紹介し、我が国での学問、研究、および、その後のキャリアパスに興味をもたせることを目的として、日本とアジアの架け橋となることのできる人間力豊かな人物の発掘を目指す。
46 立命館中学校・高等学校 京都府 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月15日~平成28年2月21日 台湾 高雄高級中学、高雄女子高級中学 台湾:高校生(8名)教員(2名) 【テーマ】大学、企業との連携を活かした最先端科学研修を通じ日台科学交流の未来を創る
【趣旨】台湾の優秀な高校生と日本の高校生が、大学や企業で科学研修を行い、最先端の科学や技術を学ぶ。さらにそこから得たことや今後の科学研究について、日本、台湾の高校生が議論し、深い友情とともに今後の科学研究交流へつなげていく。それらを通し、参加生徒に未来の世界へ科学技術で貢献する高い使命感を養い、将来、日本の科学技術への貢献とともに、優れた科学者、技術者として世界を舞台に活躍することを願っている。
47 静岡市国際交流協会 静岡県 C.企画活動コース 平成28年2月15日~平成28年2月22日 大韓民国 (財)水原市国際交流センター 大韓民国:高校生(10名)その他(1名) 【テーマ】静岡県の地域資源を生かしたフーズ・サイエンスヒルズプロジェクト~高付加価値型食品開発戦略と健康長寿への貢献
【趣旨】高齢化による健康志向の高まりに伴い食品の効果が注目されている。豊かな自然環境に育まれた静岡県は健康長寿県として知られているが、緑茶やまぐろをはじめとした農水産物の生産量が全国第一位で、それらを活用する食品産業が集積していることが背景にある。当プログラムでは産学官によるフードサイエンスヒルズプロジェクトの特徴を知り、食と健康という観点で、最新の研究や技術について理解を深めることをねらいとする。
48 東京大学 東京都 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月17日~平成28年2月23日 中華人民共和国 北京交通大学 中華人民共和国:大学院生(7名)教員(3名) 【テーマ】衛星測位技術に関する日本と中国との研究視点の違い
【趣旨】衛星測位に関する研究状況とその利用状況について、中国と日本の研究事例を互いに認識して日中の研究者の技術交流を深める。特に、鉄道交通システムへの応用利用で先行する中国の若手研究者が日本の空間情報科学の研究事例に触れることで、研究に対する探究心が高まることを期待する。
49 電気通信大学 東京都 B.共同研究活動コース 平成28年2月19日~平成28年3月9日 中華人民共和国 南開大学 中華人民共和国:大学院生(9名)教員(1名) 【テーマ】電気生理学に基づいたライフサポート技術
【趣旨】機能的電気刺激は、外部から電流を付与することによって筋肉を収縮させることで神経の回復を促すことである。筋電制御は、筋収縮に伴う筋電信号を解析して機械を制御することである。電気生理学に基づいた機能的電気刺激と筋電制御は、麻痺者と肢体欠損者を支える有効な技術として盛んに研究されている。本交流計画は、機能的電気刺激と筋電義手研究における研究交流により、若手研究者に興味を持たせてこの分野における日中交流を促進することで、高齢社会の未来を支える優秀な人材の育成を促進する。
50 東京大学 東京都 B.共同研究活動コース 平成28年2月20日~平成28年3月10日 中華人民共和国 南開大学 中華人民共和国:学生(4名)大学院生(6名)教員(1名) 【テーマ】人と共存するサービスロボットに関するロボット技術の共同研究
【趣旨】我が国の高齢者や身体麻痺患者の支援をする家庭用ロボットの重要性は高まっている。近年の日本ロボッカプでもホームサービスロボットが注目されており、ロボットの開発や性能の向上が求められている。これらの実現するためには,音声・画像認識から、適切に目標を設定し、動作計画を行うなどの要素技術が必要となる。これらの技術交流を通じて、二国間の教員,生徒たちの相互理解を深め、日中友好にも貢献できると確信している。
51 東京女子医科大学 東医療センター 東京都 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月21日~平成28年2月28日 中華人民共和国 青海大学附属病院 中華人民共和国:大学院生(5名) 【テーマ】超高齢社会へ対する日本の在宅医療の取り組み
【趣旨】世界に先駆けて超高齢社会を迎えた我が国では、少子・超高齢・多死社会でも安心して暮らせるような地域づくり、地域包括ケアシステムが国家プロジェクトして始まった。当院では大学病院でありながら、在宅医療部を有し、地域社会に根ざした在宅医療サービス事業を展開している。在宅における医療・介護の連携、急性期病院と地域医療との密接な連携体制を学んでもらい、中国でも今後来たるべき高齢社会にむけて理解を深めてもらう。
52 静岡大学 静岡県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月21日~平成28年3月1日 中華人民共和国 上海セラミックス研究所 中華人民共和国:大学院生(10名)教員(1名) 【テーマ】セラミックスと放射線との相互作用と表面分析技術
【趣旨】セラミックは様々な機能を有しており、現在の高度社会では必要不可欠である。エネルギー分野において近年セラミックスの需要が高まっている。そこで本学における表面分析技術と放射線利用技術を組み合わせてエネルギー分野に焦点を当てたセラミックス利用の可能性評価技術について体験し、日本留学の動機付けを与える。
53 公益財団法人 日中医学協会 東京都 C.企画活動コース 平成28年2月22日~平成28年2月28日 中華人民共和国 国家衛生和計画生育計生委員会
中日友好医院
中華人民共和国:教員(1名)研究者(9名)その他(2名) 【テーマ】中国の優秀な若手の医学医療関係者を日本に招聘し、日本のトップレベルの医療機関や研究所の視察を通して、最先端の医療技術を学んでもらい、日中両国の医療・医学分野における交流と理解を深めてもらう。
【趣旨】日本で指導的立場にある研究者や病院関係者及び笹川医学奨学生OB、現在笹川医学奨学生として来日中の中国人研究者等との交流の場を設け、招聘者に再来日への意欲を促すことを目的とする。
54 長岡工業高等専門学校 新潟県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月22日~平成28年3月2日 モンゴル国 モンゴル高専教育センター モンゴル国:高校生(9名)教員(1名) 【テーマ】モンゴル高専教育センターと長岡高専との実践的ものづくり交流を通したグローバル技術者教育
【趣旨】本受入れプログラムでは、エンジニアを目指す日本とモンゴルの同世代の若者に対して交流の場を提供し、両国の学生の科学技術に対する理解を深めさせることを主な目的としている。そのために、課題解決型学習としてロボットを利用したライントレース競技会を実施するとともに、新潟県内企業の先端技術を視察する。
55 東京海洋大学 東京都 B.共同研究活動コース 平成28年2月22日~平成28年3月11日 ミャンマー連邦共和国 モーラミャイン大学 ミャンマー連邦共和国:教員(1名) 【テーマ】ミャンマーの水産学を担う若手研究者との交流とその育成
【趣旨】本プログラムは、東京海洋大学のこれまでミャンマーとの交流を基礎とし、同国の若手水産学研究者の育成に貢献しようとするものである。東京海洋大学の研究室にて、これまでの交流を通じて見出されたミャンマーの優秀な若手大学教員と共同研究を行う。そして本プログラムによる交流を出発点とし、将来東京海洋大学にて研究活動を行い学位を取得し、両国水産学交流の橋渡しを担う人材を育成する。
56 国立研究開発法人 放射線医学総合研究所 千葉県 B.共同研究活動コース 平成28年2月23日~平成28年3月14日 中華人民共和国 中国科学院近代物理研究所 中華人民共和国:研究者(2名) 【テーマ】日本と中国の重粒子線研究拠点間の研究交流
【趣旨】重粒子線加速器を利用できる研究施設は世界的にも限られている。中国科学院近代物理研究所(IMP)は中国最大の重粒子線研究拠点である。放射線医学総合研究所(放医研)は、医療および生物学研究分野に特化した研究拠点であり、重粒子線生物学分野における実績は世界屈指である。今回、重粒子線生物学分野の研究に取り組む若手研究者をIMPから招聘し、研究交流を図る。これにより、日中両国における重粒子線生物学のさらなる発展が期待できる。
57 富山大学 富山県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月24日~平成28年3月1日 ベトナム社会主義共和国 フエ大学
ベトナム国立薬物研究所
ベトナム社会主義共和国:大学院生(2名)教員(3名)研究者(6名) 【テーマ】人々の健康福祉に貢献するベトナム若手天然薬物・伝統薬医薬研究者の育成
【趣旨】ベトナムの天然薬物研究を担う大学院生・若手研究者を短期招聘し,和漢薬をはじめとする我が国の最先端の伝統医薬研究に直接触れる機会を提供する。これにより,日越両国の若手研究者の天然薬物・伝統医薬研究に対するモチベーションを向上させ,人々の健康福祉に研究面から世界に貢献できる人材育成を狙う。
58 関西大学 大阪府 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月28日~平成28年3月5日 中華人民共和国 四川メディア学院 中華人民共和国:学生(4名)大学院生(4名)教員(1名)研究者(1名) 【テーマ】関西大学と四川メディア学院との情報系技術・教育交流を通じた日中学術教育連携を目指して
【趣旨】本事業では、招聘する四川メディア学院の学生に、本学の有する先進的技術等を中心とした研究成果の紹介や、関西の世界的研究施設や大企業への訪問を通じて、招へいする学生の情報系技術のさらなる理解を深めるとともに、本学においても、これらの交流を通じた日中学術教育連携への発展を目指すものである。
59 香川大学 香川県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月28日~平成28年3月6日 タイ王国 チェンマイ大学 タイ王国:大学院生(4名)教員(2名)研究者(4名) 【テーマ】生活習慣病はこうして予防・管理する
【趣旨】香川県では生活習慣病、特に肥満や糖尿病、そしてメタボリックシンドロームの割合が他府県に比べて高い。そこで香川大学・香川県・香川県医師会などが中心となり、さまざまな角度からその予防と改善に取り組んでおり、成果を挙げて来ている。タイにおいても同様の状況が生じて来ており、共通の問題について香川での先行事例を元に、どのように取り組めば予防や管理が上手く行えるかを担当者が体験・共有するプログラムである。
60 東京都市大学  東京都 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月28日~平成28年3月6日 タイ王国 泰日工業大学 タイ王国:大学生(10名)研究者(1名) 【テーマ】「日タイ両国自動車産業での活躍人材育成と交流促進」―レーシングカーを創ることを通じて、ものづくりの楽しさを共感・体感する―
【趣旨】将来の自動車開発者を目指す泰日工業大学工学部自動車工学科の学生を招聘し、本学が設計・製作・走行テストを経て開発した学生フォーミュラ車両を題材にして、自動車開発に必要な材料特性、車体強度計算、サスペンション設計、エンジンや走行性能の最適化などの主要な「自動車工学」を学び、両大学の学生同士のディスカッションを通して、日本及びタイの主力産業である自動車を対象とした「ものづくり」の楽しさや難しさを学ぶ。本交流プログラムを通じて、日本、タイ国の未来の自動車産業を初め、両国の産業経済界の中で活躍できる人材育成に資する交流を促進する。
61 徳島大学 徳島県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月28日~平成28年3月7日 インド ドクター ババサヘブ アンベドカル マラツワダ大学
ノースマハラシュトラ大学
インド:大学院生(8名) 【テーマ】2014年ノーベル物理学賞を受賞した中村修二先生の母校、徳島大学大学院先端技術科学教育部で最先端の材料研究に触れてみよう。
【趣旨】このプログラムでは、本学先端技術科学教育部教育部のグローバル大学院工学教育プログラムに準じたナノテクノロジー・環境エネルギーコースの一端に触れ、日本語のしくみ・日本文化を解説する講義や本学学生とともに徳島の文化・技術を体験できるフィールドワーク、徳島県を代表する企業を訪問する機会を設けることで、インドと日本の大学生が科学技術の分野で交流を深めることを目指す。
62 東京大学 東京都 B.共同研究活動コース 平成28年2月28日~平成28年3月13日 インド インド工科大学ハイデラバード校 インド:大学院生(4名) 【テーマ】日印を結ぶ次世代ICTを担う先端研究
【趣旨】東京大学とインド工科大学ハイデラバード校(IIT-H)との先駆的な共同教育研究を基盤として、IIT-Hの大学院生を東京大学に招き、情報通信技術分野で我が国が特に強みを持つスマートシティと並列高性能計算の先端的講義を紹介し、その一端を体験的に学習させる。
63 岡山大学 岡山県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月29日~平成28年3月6日 中華人民共和国 マレーシア 南方医科大学
スインバン大学サラワクキャンパス
中華人民共和国:大学院生(4名)教員(2名)
マレーシア:大学院生(2名)教員(2名)
【テーマ】先端医療分子イメージング人材育成の海外展開プログラム
【趣旨】岡山大学では、理化学研究所(理研)共に「岡山分子イメージング高度専門人材育成事業」を設立した。今回、岡山大学と協定を結んでいる中国南方医科大学第二臨床医学院からの大学院生4名及び教員2名を招聘し、並びに岡山大学と国際共同研究を実施しているスインバン大学サラワクキャンパスから大学院生2名及び研究員2名を招聘し、現在実施している分子イメージング人材の育成現場を見学し、研究者・学生との幅広い交流を通してより、国際的な視野に立脚した教育・研究の成果が期待できる。
64 佐賀大学 佐賀県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月29日~平成28年3月6日 マレーシア
インドネシア共和国
タイ王国
中華人民共和国
マレーシア工科大学
ダルマプルサダ大学
モンクット王工科大学トンブリ校
海洋科学与技術学院
中華人民共和国:大学生(1名)大学院生(1名)
インドネシア共和国:大学院生(1名)研究者(1名)
マレーシア:大学院生(3名)
タイ王国:大学院生(3名)
【テーマ】若手研究者のための海洋エネルギーに関する国際プラットフォーム人材育成事業
【趣旨】佐賀大学海洋エネルギー研究センターは、地球にやさしい自然エネルギーのひとつである海洋エネルギーの開発を通じ、世界的なエネルギー・環境問題の解決に寄与するために設置された。当センターでは、全共同利用・共同研究拠点として、研究施設の提供および共同研究の推進とともに、海洋エネルギーに関する人材育成を進めている。本事業は、海洋エネルギーの研究を行う若手研究者の更なる研究能力向上と、研究者間の学術交流の推進を目的とし、海洋エネルギーに関する国際プラットフォーム人材育成事業を開催する。若手研究者を公募して、海洋エネルギー研究の第一人者による特別講義、若手研究者による研究発表講演会、グループ討論、現地視察を行う。
65 北陸先端科学技術大学院大学 石川県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月29日~平成28年3月8日 ミャンマー連邦共和国 ヤンゴン情報技術大学 ミャンマー連邦共和国:大学生(6名)大学院生(4名)教員(1名) 【テーマ】先端情報科学に関する短期インターンシップ・プログラム
【趣旨】本プログラムでは本学情報科学研究科とヤンゴン情報技術大学の研究交流を目的とし、当該期間中、派遣された学生は研究室主催の先端的な情報科学に関する講義および演習を受講する。受講テーマはあらかじめミャンマ―側に提示し,希望テーマを選択してもらう。プログラムの実施にあたっては、受入スタッフとして本学博士後期課程学生を含めることで国際連携をさらに強める。
66 国際医療福祉大学 栃木県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月29日~平成28年3月9日 ベトナム社会主義共和国
台湾
タイ王国
ハノイ医科大学
元培科技大学
クリスチャン大学
台湾:大学生(3名)教員(1名)
タイ王国:大学生(2名)教員(1名)
ベトナム社会主義共和国:大学生(3名)教員(1名)
【テーマ】日本の介護技術と制度
【趣旨】将来いずれ高齢化を迎えるアジアの看護学部の学生に、高齢化で世界の先端を走る日本の介護分野を学んで頂く。日本の優れた介護技術の基礎や介護制度等に関する講義を受けて頂くと共に、介護現場で実際に使用されている各種介護機器・用具に触れて頂く。日本の政策として、今後介護福祉士を外国から迎え入れる可能性がある中で、将来のキャリアプランの一つとして日本の施設で介護福祉士として働き、さらには母国の介護分野でリーダー的役割を担うことを期待する。
67 首都大学東京 東京都 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月29日~平成28年3月9日 インドネシア共和国 パジャジャラン大学 インドネシア共和国:大学生(10名)教員(1名) 【テーマ】環境・エネルギーをテーマにした科学国際交流
【趣旨】環境先進都市をめざす東京都のシンクタンク機能を担う本学都市環境科学研究科において,分子応用化学域はナノテクノロジーに基づく新エネルギー創出や環境診断デバイスなどの開発等で高い研究水準を維持している。そこで,次世代を担う優秀なインドネシア人学生を当学域に招へいするプログラムの実施し,研究室での体験実習や我が国研究者・学生との交流を通じて,世界に誇る日本の先端エネルギー・環境技術の理解と関心を高める。
68 横浜国立大学 神奈川県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月29日~平成28年3月9日 モンゴル国 新モンゴル工科大学 モンゴル国:大学生(10名)教員(1名) 【テーマ】新モンゴル工科大学と横浜国立大学の学生研究交流プログラム
【趣旨】新モンゴル工科大学と横浜国立大学は大学間の研究学生交流協定を締結している。今後、交流をさらに発展させるために、新モンゴル工科大学の優秀な学生に日本の最先端科学技術や文化・歴史を紹介するとともに、企業見学、横浜国立大学における授業・研究体験を行い、また、日本人学生との交流を通して、将来、日本への留学や将来技術者や研究者として日系企業への就職を希望するようになることが期待される。
69 公益財団法人 ひろしま国際センター 広島県 C.企画活動コース 平成28年2月29日~平成28年3月9日 中華人民共和国 長春理工大学 中華人民共和国:大学生(10名)教員(2名) 【テーマ】主に物理学の分野を中心とした日中の大学生等による交流
【趣旨】中国長春理工大学の優秀な大学生や教員を招聘し、日本の先端科学技術、特に物理学に関する日本の研究・技術の動向を視察し、関係者と交流することにより、今後の同大学の関連分野の発展に資する。また日本の生活・文化に触れることで、将来の日本での留学や就職につなげる。
70 大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構 茨城県 B.共同研究活動コース 平成28年2月29日~平成28年3月12日 マレーシア
タイ王国
マラヤ大学
チェンマイ大学
チュラーロンコーン大学
マレーシア:大学院生(2名)
タイ王国:大学生(2名)大学院生(2名)
【テーマ】高エネルギー素粒子実験の実習と巨大加速器施設の見学
【趣旨】本国では体験できない最先端の素粒子実験機器を使って、簡単な素粒子実験の実習を行うことによって、目には見えない素粒子を捕まえた実感を味わってもらう。また、最先端技術を駆使した複数の巨大加速器施設を見学すると同時に加速器が多くの分野で有効に利用されていることを実感してもらう。
71 埼玉大学 埼玉県 A.科学技術交流活動コース 平成28年2月29日~平成28年3月13日 タイ王国
インド
科学技術教育振興機構
バーラ・ビドゥヤ・ニケタン
タイ王国:教員(6名)研究者(5名) 【テーマ】日本型STEM教育の内容と方法に関する先進的実践研究のハンズオン型研修
【趣旨】日本型総合学習の手法にもとづくSTEM(Science、Technology、EngineeringandMathematics)教育の内容と方法について、実際に教材研究や授業づくりや模擬授業体験、授業研究を通したハンズオン型ワークショップによる研究者、指導者向けの実践研究に関する研修を行う。特に、1)日本が誇るロボット技術をテーマにしたSTEM教育用ロボット教材、2)諸外国では前例がないが、すでに日本の学習指導要領に取り入れられている「総合的な学習の時間」に着目し、ハンズオンでのロボット教材の教材研究、実際に学校現場でのフィールドワークや授業研究を組み合わせながら、日本型の世界でも先端的なSTEM教育についての理解を深めるとともに、海外への研究コミュニティの展開の足がかりとすることをねらう。
72 東京大学 東京都 A.科学技術交流活動コース 平成28年3月1日~平成28年3月7日 中華人民共和国 北京林業大学 中華人民共和国:大学生(2名)大学院生(4名)教員(1名) 【テーマ】日本の木造建築の材料や工法の理解
【趣旨】日本の木造建築に使われる製材を中心とする材料および建築工法を理解するために、木造建築および木材に精通した研究者の講義を受けること、ならびに関連研究所および住宅メーカーの視察を通して、理解を深めることを交流の趣旨とする。
73 法政大学 東京都 A.科学技術交流活動コース 平成28年3月1日~平成28年3月7日 ベトナム社会主義共和国 VNUホーチミン市工科大学
VNUホーチミン市科学大学
VNUホーチミン市情報技術大学
ホーチミン市工業大学
カントー大学
ベトナム社会主義共和国:大学生(10名) 【テーマ】日本の先進的総合理工学を体験する1週間
【趣旨】ベトナム協力大学から学生を招き、日本の進んだ科学技術を紹介すると共に日越学生交流を推進する。日本が先導する情報理工学と生命科学分野の体験授業を行うとともに理工学と環境科学の横断的統合の可能性を発見させる。また、日本人学生とペアを組み体験授業を通じて確かな知識獲得と共に充実した国際交流体験を目指す。さらに、本学教員と共同研究の実績があるJAXA、NTT技術史料館等を見学し日本の進んだ科学技術を学ぶ。
74 富山大学 富山県 B.共同研究活動コース 平成28年3月1日~平成28年3月9日 中華人民共和国 山東大学 中華人民共和国:大学院生(10名)教員(1名) 【テーマ】持続可能な社会を構築するためのアルミ合金に関する先端研究と先進技術のアクティブラーニング
【趣旨】本事業は、環境・エネルギー問題の解決策として大量輸送機関の軽量化に対応すべく、自動車・鉄道車両等の生産と保有が著しく見込まれる東アジア地域の次世代を担う大学院学生に対して、本学材料機能工学専攻の教員が地域企業との連携により培ってきた「アルミ合金の先端研究と先進的製造技術」を学ぶ機会を提供することで、「持続可能な社会の構築」を我が国の若手研究者・技術者とともに共創できる人材育成を行うものである。
75 宮崎大学 宮崎県 A.科学技術交流活動コース 平成28年3月1日~平成28年3月10日 モンゴル国 モンゴル国立大学 モンゴル国:大学生(4名)大学院生(6名)教員(1名) 【テーマ】水環境の保全および修復に関する技術研修
【趣旨】モンゴルにおける鉱山開発や産業活動の発展により、水環境および土壌の汚染が深刻になってきており、その調査及び汚染対策が早急に必要である。本交流計画のテーマとしては、日本の主に水環境のおける環境対策技術の実際とそれに関わる分析と実験技術を体験することにより、モンゴルでの環境技術の向上に寄与するための基礎と意識を身につけることである。これによりモンゴルの資源の一つである壮大な自然環境を保全しながら鉱山開発と経済発展を進めていくための人材として育成することを趣旨とする。
76 横浜国立大学 神奈川県 B.共同研究活動コース 平成28年3月1日~平成28年3月10日 中華人民共和国 上海交通大学 中華人民共和国:大学院生(3名) 【テーマ】長大構造物耐風設計実験方法について
【趣旨】風洞実験は、風工学、空気力学の研究に非常に重要な実験手法で、CFD(数値流体力学)が大いに発達した今日でも最も信頼できる結果が示されている。中国では、弾性モデルを用いた風洞実験が実施された例は少なく、風工学の研究で経験偏在の状況になっている。日本は過去に多くの大規模空間構造建築の経験があり、最先端の知見の蓄積がある。横浜国立大学は、本プロジェクトをはじめとし、海外の大規模構造物プロジェクトの耐風安全性検証の実績を持ち、大型風洞実験装置を所有している。この機会を活用し、日中の若手研究者を中心に風洞実験技術に関する研修を実施し、両国の構造振動研究を促進したいと考えている。
 さらに、日本は大規模空間構造の膜構造の材料分野で、世界最先端の技術を持っている。現在、膜材料実験の中で最も使用されている基準は、日本とドイツの膜仕様である。中国では、膜材料実験の方法がシステム化されておらず、日本の実験仕様を頻繁に利用している。したがって、膜材料の分野において、日本と中国の連携が必要である。今回、力学試験を計画し、更にヨーロッパの規範と違いや長所・短所を検討したい。
77 大学共同利用機関法人 自然科学研究機構 核融合科学研究所 岐阜県 A.科学技術交流活動コース 平成28年3月1日~平成28年3月10日 中華人民共和国 中国科学院等離子体物理研究所 中華人民共和国:大学院生(1名) 【テーマ】核融合プラズマにおける閉じ込め状態遷移研究に関する日中交流促進
【趣旨】核融合プラズマ装置において自発的閉じ込め改善現象が多数観測されている。通常のオペレーションに比べ高いプラズマパラメータが実現される閉じ込め改善プラズマは、将来の核融合炉実現の鍵を握る。30年来研究が進められているが、閉じ込め改善現象の物理過程は未だ明らかにされていない。本交流計画の参加者はそれぞれの研究所で閉じ込め改善現象の物理機構を研究している。施設見学・議論を通して、今後両国の国際的共同研究の加速につなげる。
78 ジャパンローヤルゼリー株式会社 東京都 A.科学技術交流活動コース 平成28年3月2日~平成28年3月9日 中華人民共和国 雲南農業大学 中華人民共和国:大学生(1名)大学院生(3名)教員(6名) 【テーマ】養蜂技術と養蜂産業の在り方、および蜂産品を含む機能性健康食品に関する科学技術交流
【趣旨】わが国はローヤルゼリーやハチミツなどの蜂産品の消費大国である反面、そのほとんどを中国からの輸入に頼っているのが現状である。ローヤルぜりーやハチミツは、その生産様式によって品質等に大きな差異を生むことが知られている一方、蜂産品を含む機能性健康食品に対する考え方は、中国と我が国の間で大きく違っており、中国経済が急成長するなか、そのギャップは益々拡大する傾向にある。この課題を解決し、両国間の蜂産品産業、健康食品分野の相互発展を期すためには、機能性健康食品産業としての養蜂技術や養蜂産業の在り方について、次代を担う若手研究者等と認識を共有することが必要である。
79 大阪大学 大阪府 A.科学技術交流活動コース 平成28年3月6日~平成28年3月12日 台湾
大韓民国
国立清華大学
漢陽大学
台湾:大学院生(6名)教員(1名)
大韓民国:大学院生(4名)
【テーマ】東アジアの次世代基礎研究を担うグローバル人材育成
【趣旨】台湾、韓国は急速な経済成長に伴い基礎研究力を発展させるための人材育成を意識しているが、両国の視線は欧米諸国に偏っている。そこで、台・韓から優秀な学生を大阪大学に招聘し、日本の基礎研究および企業の研究を見学する。ノーベル賞を多数輩出する日本の研究文化を実感させ、将来の留学生の獲得と国際化を狙う。我が国で次世代人材の芽を育て、世界の研究をリードするための東アジア基礎科学研究ハブを構築する。
80 関西学院大学 兵庫県 A.科学技術交流活動コース 平成28年3月6日~平成28年3月12日 ベトナム社会主義共和国 ベトナム国家大学ハノイ校 ベトナム社会主義共和国:大学生(8名)大学院生(1名)教員(1名) 【テーマ】ベトナム国家大学生による阪神エリアにおける最先端科学技術体験と発見
【趣旨】過去2回の本プログラム実施の経験を生かし、成長著しいベトナムにおいて将来が期待される有能な学生に関西学院大学理工学部が立地する兵庫県が誇る科学技術施設や産業施設で日本の最先端科学技術に触れてもらう。また、今後彼らが日本への留学の参考となるよう、本学理工学部教員による特別講義や本学学生との交流会を開催し、日本での大学教育、文化、雰囲気を体験してもらう。
81 熊本大学 熊本県 A.科学技術交流活動コース 平成28年3月6日~平成28年3月12日 中華人民共和国 瀋陽建築大学 中華人民共和国:大学院生(6名)教員(2名) 【テーマ】建築および土木構造物の制震設計および性能指定型設計法の2国間共同討議と共同研究
【趣旨】地震が多発する日本の耐震設計技術は建築および土木構造物建設技術の発展に大いに貢献している。中国においても近年内陸型地震の頻度も高まる時代性を鑑みると、最新の耐震設計が注目されている。これらの新しい構造物の設計法として制震設計法や性能指定型構造設計法への進化が期待される。これらのテーマについて今後の研究への足がかりとして教員と学生との共同事業を企画した。
82 筑波大学 茨城県 A.科学技術交流活動コース 平成28年3月6日~平成28年3月12日 カンボジア王国
フィリピン共和国
台湾
王立プノンペン大学
コンポンチャム中学教員養成所
フィリピン工科大学
国立台湾大学
カンボジア王国:大学生(3名)大学院生(1名)教員(2名)
フィリピン共和国:大学生(1名)大学院生(1名)
台湾:大学生(1名)大学院生(1名)
【テーマ】生物資源学の多様な研究体験を通したアジアの学生連携推進
【趣旨】生物資源学は、生物、化学、物理学、工学、経済学を基盤とする多様な学問から構成される。一方、参加する学生は、生物学専攻、中学理科教員志望、エンジニア志望、生物資源学専攻の学生など専門分野に共通点はあるものの将来の志向に関しては多様な方向性を持つ。このような集団が、筑波大学の生物資源学の研究体験を通し、筑波大学の生物資源学を専攻する学生も交えて互いの考え方を理解しながら交流を深めるプログラムである。
83 株式会社堀場製作所 京都府 A.科学技術交流活動コース 平成28年3月6日~平成28年3月12日 中華人民共和国 北京市理化分析測試中心 中華人民共和国:研究者(5名) 【テーマ】X線分析に関する技術交流
【趣旨】北京市理化分析測試中心とは、共同研究を各テーマで進めており、昨年X線を応用した分析装置を用いてPM2.5中の成分分析などを行ってきた。研究所内でも、X線を用いた研究も多く中国特有の試料なども分析を行っている。弊社のX線分析装置もご使用頂いているため、最近開発した最新Ⅹ線装置を用いたトレーニング及び製造現場なども見学して頂き、より深い技術習得を行う。また、日本の分析会社への見学も実施する。
84 法政大学 東京都 A.科学技術交流活動コース 平成28年3月7日~平成28年3月12日 ベトナム社会主義共和国 VNU英才高校
アムステルダム高校
ホーチミン市師範大学附属高校
レクイドン高校
ベトナム社会主義共和国:高校生(8名)教員(1名) 【テーマ】デザイン都市東京の中心で学ぶ,社会・環境に調和する「ものづくり」・「空間づくり」・「都市づくり」
【趣旨】ベトナムの優秀な高校生が「ものづくり」・「空間づくり」・「都市づくり」に関する実習や東京にある建築物・インフラストラクチュア―への訪問を通じ、日本人学生と交流を行うとともに最新の科学技術に触れる。本交流計画は、キャンパス立地及び本学の教育リソースを生かすことで,ベトナムの高校との高大連携を深めるとともに、ベトナムの高校生の日本の科学技術への関心を促進、将来的な日本留学につなげるものである。
85 熊本大学 熊本県 A.科学技術交流活動コース 平成28年3月7日~平成28年3月14日 マレーシア マラヤ大学 マレーシア:高校生(8名)教員(2名) 【テーマ】先端科学技術学習による日本留学意欲の促進化
【趣旨】日本留学を目指す高校卒業生(大学入学への予備教育を受けている学生)の意欲を促進するために、先端モノづくり企業(先端技術を有する造船分野と日本の生産拠点の自動二輪分野)を見学し、モノづくり先端技術レベルの両国間の違いを再認識させることで、優秀なマレーシアの学生の留学意欲を促進させる。
【既に実施された交流計画】
基本情報 交流計画テーマおよび趣旨
受け入れ機関名 所在地 コース 実施期間 送り出し機関国名 送り出し機関名 招へい対象者の内訳
1 国立研究開発法人 理化学研究所 埼玉県 A.科学技術交流活動コース 平成27年11月28日~平成27年12月5日 中華人民共和国 中国科学院 中華人民共和国:その他(10名) 【テーマ】理研と中国科学院との今後の研究協力の為の理研施設紹介及び日本文化との交流
【趣旨】発展目覚ましい中国最大の総合科学研究機関である中国科学院の各研究所から選抜された国際協力担当者に日本各地にある理化学研究所の研究施設ならびに代表的な大学・科学技術関連機関を訪問・視察し、各地で人的交流や意見交換を行う。本プログラムは理研の課題でもある日本の基礎科学の推進及び次世代の若手研究者育成に限らず、科学技術を中核とした両国の長期的かつ持続的な関係構築に大きく寄与するものと考えている。
2 公益社団法人 科学技術国際交流センター 東京都 C.企画活動コース 平成27年12月7日~平成27年12月13日 中華人民共和国 中国科学技術交流中心 中華人民共和国:教員(15名) 【テーマ】日中における大学および研究機関間の相互連携による研究促進と科学技術人材の育成
【趣旨】①今日、科学技術に関する世界的な競争がこれまで以上に激化しする一方、海外機関との交流・連携の重要性が高まっている。②その一環として、研究機関としても大きな役割を果たす大学および研究機関の間における教職員間の交流・連携と情報共有は極めて重要である。③そこで、「日中における大学および研究機関間の相互連携による研究促進と科学技術人材の育成」をテーマとし、大学、研究機関や文部科学省などを訪問し、研究の現場をみてもらいながら関係者と意見交換を行い、日中間における今後の相互連携の促進を図りつつ、将来の共同研究の萌芽となることを期待する。
3 木更津工業高等専門学校 千葉県 A.科学技術交流活動コース 平成27年12月12日~平成27年12月19日 マレーシア スルタン・アラム・シャー校 マレーシア:高校生(5名)教員(1名) 【テーマ】木更津発見キャンプと未来の工学技術に向けた革新的アイデア国際コンペティション
【趣旨】このキャンプでは、学内合宿所を宿泊施設とし、通常授業への参加、文化体験、工場見学、地震体験、国際競技会を行う。日本の文化・生活習慣や科学技術の観察を通じて、日本文化だけでなく、自国の文化や自己の内面にも何かを再発見させる。シンガポールなど他のアジアの学生も交えて行われる競技会では、現代社会の問題を技術的に解決するためのアイデアをポスター形式で展示発表して競う。さらに、学生交流を通じた人脈形成も狙う。
4 東京都市大学 東京都 A.科学技術交流活動コース 平成27年12月13日~平成27年12月19日 タイ王国 モンクット王工科大学トンブリー タイ王国:大学生(10名)研究者(1名) 【テーマ】日本のICT分野の最先端を体験する
【趣旨】KMUTT・工学部電子通信工学科の招へい学生を本学の知識工学部、情報科学科と情報通信工学科で受け入れる。情報科学科においては「組込みシステム」、「メディア工学(画像、CG、言語)」を中心に、情報通信工学科においては「移動体通信」、「通信用集積回路技術」、「無線システム」を中心に世界に誇る最先端研究を行っている。招へい学生には、それら最先端研究を『セミナーの受講』と、受け入れ研究室の大学院生の支援を受けた『実験・シミュレーション』を通じて体験する。
5 千葉大学 千葉県 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月3日~平成28年1月10日 モンゴル国 国立感染症センター モンゴル国:研究者(4名) 【テーマ】モンゴル国・国立感染症センター国家結核プロジェクト担当者との交流プロジェクト
【趣旨】モンゴル国では結核は未だに社会問題であり、結核制圧はモンゴル国保健スポーツ省の重要課題の1つである。モンゴル国における今後の結核対策戦略を構築する中で、新たな技術導入の必要性が議論されている。このプロジェクトは、モンゴル若手結核担当者が、結核対策についてサーベイランスシステムの確立を含めた高い技術力を有する日本でその現状を学び、今後のモンゴル国結核対策戦略に活用すること、また両国のこの分野における技術交流の活発化を目的とする。
6 埼玉大学 埼玉県 A.科学技術交流活動コース 平成28年1月4日~平成28年1月12日 インド バーラ・ビドゥヤ・ニケタン
アーミーパブリックスクール
アルコーン パブリック スクール
ボールドウィン・ボーイズ・ハイスクール
G.L. バジャジ機械技術経営工科大学
SSN カレッジ・オブ・エンジニアリング
インド:高校生(8名)大学生(2名)教員(1名) 【テーマ】先端ロボットの製作とプログラミングを通したSTEM教育
【趣旨】学校教育で学ぶ数学や理科の内容が先端技術であるロボットの開発にいかに必要であるかを、日本型総合学習の手法にもとづくSTEM(Science,Technology,EngineeringandMathematics)教育のワークショップによって学ぶ。特に、日本の研究者が先導的に進める人との共生を目指したロボット研究に着目し、ロボット技術のみならず日本のものづくりの精神にも同時に学ぶ総合的な学習を目指す。