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参考

ベルモント・フォーラム2014年CRA(国際共同研究)
「持続可能性のための北極観測と研究」
新規課題の採択に関して

1.趣旨・目的

本公募は、北極地域における主要な持続可能性の課題および機会を評価するための観測システム、データセット、モデルを活用し、イノベーションを進展させ、持続可能な北極環境に向けた政策決定を支援することを目的としています。北極地域における主要な持続可能性の課題と機会を評価するため自然科学者と社会科学者およびステークホルダーを統合することを追求します。

2.募集領域

下記4つのトピックに焦点を当てています。

  1. (ア) 自然環境と生活環境
  2. (イ) 建築環境および社会基盤
  3. (ウ) 自然資源管理と開発
  4. (エ) 統制

3.参加国

カナダ、中国、フランス、アイスランド、インド、イタリア、日本、北欧理事会(デンマーク、フィンランド、アイスランド、ノルウェー、スウェーデン、フェロー諸島、グリーンランド、オーランド諸島)、ノルウェー、ロシア、米国、世界海洋協議会(World Ocean Council)

4.応募資格

5.支援期間(研究期間)

Type1(小規模協力支援型)~3年間
Type2(小規模既存プロジェクト統合型)~3年間
Type3(共同研究型)~5年間

6.支援規模(間接経費を含む)

Type1総額  500万円
Type2総額1,500万円
Type3総額5,000万円

7.支援の内容

支援費は、研究交流費と試験研究費で構成されます。

8.選考方法

日本側専門家を含むベルモント・フォーラムの本公募参加国による国際評価委員会にて評価を行い、その結果を公募支援機関にて協議して、支援課題を決定しました。

9.審査にあたっての評価基準

ベルモント・フォーラムの以下の選定基準を適用しました。

(1)研究の質、知的利点

(2)成果利用者の関与と社会的により広範な影響

(3)学際性、人的な研究コンソーシアムの質

(4)研究資源とその管理