(1)選考の基準は、以下の通り。
- ① SIPの趣旨に合致していること。
- ② SIPの当該課題の趣旨に合致していること。
- ③ 研究開発の目標および研究開発計画が妥当であること。
特に、企業によるクローズドな開発あるいはアカデミアのみによる基礎研究では解決が難しく、基礎基盤研究から実用化に資する一貫した出口を見据えた目標が設定され、それを達成するために妥当な研究開発計画になっているか。
- ④ 研究開発の実施体制、予算、実施規模が妥当であること。
特に、目標達成に最適な産学連携体制となっているか。
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※ 提案内容が科学的な学理に基づいていることを明確に示すこと。単なる思い付きではなく、提案に至った根拠となる何らかのデータが示されていることが必要。
(2) 上記に加えて、持続的な産学連携体制の構築として、共用設備の維持・管理や研究者育成において、SIP期間中~後において、有効かつ持続的に取り組める計画になっているかについても選考の観点とした。
(3) 研究開発項目ごとに、提案を期待する研究開発内容を募集要項に示した。
(4) 研究費の不合理な重複ないし過度の集中にあたるかどうかも、選考の要素とした。