JST(理事長 中村 道治)は、文部科学省が設定した平成26年度戦略目標を受け、戦略的創造研究推進事業「CREST」および「さきがけ」において、新たに7つの研究領域を設定し、その研究総括を決定しました。これら7つの新規研究領域、並びに既存の17研究領域、合計24研究領域を対象として、平成26年度の研究提案募集を平成26年4月16日(水)から開始します。
本事業は、社会・経済の変革をもたらす科学技術イノベーションを生み出す、新たな科学知識に基づく革新的技術のシーズを創出することを目的とした基礎研究を推進します。国(文部科学省)が戦略目標を設定し、そのもとに推進すべき研究領域と研究領域の責任者である研究総括(プログラムオフィサー)をJSTが定めます。研究提案は研究領域ごとに募集し、研究総括が領域アドバイザーらの協力を得ながら選考します。研究領域のもとで「CREST」では選定された研究代表者が研究チームを編成することで、「さきがけ」では研究者が個人で研究を推進します。
今回、新たに設定する研究領域は以下の通りです。
- CREST
- 「現代の数理科学と連携するモデリング手法の構築」(研究総括:坪井 俊)
- 「人間と調和した創造的協働を実現する知的情報処理システムの構築」(研究総括:萩田 紀博)
- 「統合1細胞解析のための革新的技術基盤」(研究総括:菅野 純夫)
- 「二次元機能性原子・分子薄膜の創製と利用に資する基盤技術の創出」(研究総括:黒部 篤)
- さきがけ
- 「社会的課題の解決に向けた数学と諸分野の協働」(研究総括:國府 寛司)
- 「社会と調和した情報基盤技術の構築」(研究総括:安浦 寛人)
- 「統合1細胞解析のための革新的技術基盤」(研究総括:浜地 格)
<募集期間>
- CREST:平成26年4月16日(水)~6月10日(火)正午
- さきがけ:平成26年4月16日(水)~6月3日(火)正午
研究提案募集の詳細については、別紙資料および下記ホームページを参照してください。