千葉大学,科学技術振興機構(JST)

2026(令和8)年6月8日

千葉大学
科学技術振興機構(JST)

血清アミロイドAを分解へ導く血液中のゴミ掃除輸送体を発見

~難病AAアミロイドーシスなどの新しい治療の土台~

千葉大学 大学院理学研究院の板倉 英祐 教授らの研究グループは、血液中に存在するたんぱく質GPLD1が、指定難病の1つAAアミロイドーシスの原因となる異常たんぱく質「血清アミロイドA1(SAA1)」を直接捕らえて細胞の中のリソソームまで運び、SAA1を分解へ導くスカベンジャーキャリア(ゴミ掃除輸送体)であることを明らかにしました。これは、細胞外のたんぱく質恒常性(プロテオスタシス)を維持するための新たな仕組みの発見です。本成果により、AAアミロイドーシスなどの難病の原因たんぱく質SAA1を効率的に除去することが可能となり、疾患の予防や治療への応用が期待されます。

本研究成果は、米国科学雑誌「Life Science Alliance」で2026年6月5日(日本時間)に公開されました。

本研究は、以下の支援を受けて実施されました。
【科学技術振興機構(JST)】創発的研究支援事業 JPMJFR204N
【日本学術振興会(JSPS)】科研費 学術変革領域研究(A) JP23H04932、基盤研究(B) JP24K02018、JP20H03249、新学術領域研究(研究領域提案型) JP22H04634、J-PEAKS JPJS00420230002

<プレスリリース資料>

<論文タイトル>

“GPLD1 is as a scavenger carrier mediating lysosomal degradation of extracellular aberrant proteins”
DOI:10.26508/lsa.202603717

<お問い合わせ>

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