ポイント
- メッシュ統計の統計的品質評価方法を95パーセント信頼区間により定式化
- メッシュ統計データの有用な分野が社会の広範囲に存在することを事例的に提示
- 自律分散的メッシュ統計基盤による費用分担モデルによる事業リスクの定式化
横浜市立大学 大学院データサイエンス研究科 佐藤 彰洋 教授らの研究グループは、メッシュ統計の利活用を可能とする技術的要素を開発し、メッシュ統計基盤上で株式会社ドコモ・インサイトマーケティングが提供するモバイル空間統計Ⓡ処理することで、東京オリンピック競技大会期間中のリアルタイムの活動状況観測の実証を行いました。本研究成果により、現在は未利用になっている大量の位置情報関連データの社会的利活用の大幅な推進に結び付くと期待されます。
本研究成果は、「自律分散的世界メッシュ統計基盤を用いたSDGsへの取り組み」として論文誌「応用統計学会誌」に掲載されます。(日本時間2022年7月31日)
本研究は、受託研究費、科学技術振興機構(JST) 未来社会創造事業の探索加速型「超スマート社会の実現」領域「異分野共創型のAI・シミュレーション技術を駆使した健全な社会の構築」:研究課題「自律分散的世界メッシュ統計基盤アーキテクチャの設計と実証」(研究課題番号:JPMJMI20B6、研究代表者 佐藤 彰洋、研究期間:2020年度~)の支援を受けて実施されました。
<プレスリリース資料>
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<論文タイトル>
- “自律分散的世界メッシュ統計基盤を用いたSDGs への取り組み”
<お問い合わせ先>
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