１億年前のホタルの光を再現

ポイント

• ホタルが地球上に現れた約１億年前（白亜紀）の発光の再現に成功。
• １億年前のホタルが持っていた発光酵素ルシフェラーゼを、計算科学と遺伝子工学により推定復元させた。
• 復元したルシフェラーゼを発光物質ルシフェリンと反応させたところ、現在見られるゲンジボタルやヘイケボタルの黄緑色の発光とは異なる、深い緑色の発光が再現された。
• 深い緑色の発光には、外敵に対する防御のための効果があったと考えられる。
• 本成果は、失われた過去の光景の一部を現実によみがえらせた世界最初の報告である。

＜プレスリリース資料＞

• 本文　ＰＤＦ（２．０２ＭＢ）

＜論文タイトル＞

“Resurrecting the ancient glow of the fireflies”
（古代のホタルの光を呼び戻す）

ＤＯＩ：10.1126/sciadv.abc5705

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