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「宇宙に好奇心!~国際宇宙ステーションとインターネットでつくる宇宙授業~」
概要

1. 内容
今回実施する宇宙授業は、各地の学校にいる子供たちと日本科学未来館にいる毛利衛宇宙飛行士とが、学校インターネット・地域イントラネットを利用して双方向の遠隔授業を行うものです。
授業の中では、学校インターネット・地域イントラネット接続校の中の代表校5校が、毛利宇宙飛行士の助けを借りながらISSに滞在している宇宙飛行士に質問を行い、宇宙の様子を知ることができます。
学校インターネット・地域イントラネットに接続している小学校、中学校、高等学校等に加え、全国の科学館等からもこの授業に双方向で参加することが可能です。

2. 授業の流れ
<2.1予習>
   宇宙授業実施に先立ち、NASDAのホームページ上にISSについての理解を深めることを目的としたページを公開し、参加校の生徒等が独自に宇宙やISSについて学習を行うことができます。このホームページは、9月2日から利用でき、宇宙授業で行う宇宙飛行士への質問などの募集も行います。

ホームページのURL: http://jem.tksc.nasda.go.jp/education/

このホームページは、宇宙授業当日の模様を動画映像で見るためのホームページにもなり、科学館等学校インターネット以外からの参加者は、このホームページにアクセスし、イベントに参加できます。(学校インターネット・地域イントラネット参加校以外で事前登録の無い箇所からは、イベントの模様はご覧になれません)

また、今回は、NASDAがあらかじめ設定した宇宙に関する課題について、参加者が事前に学習していただき、その内容を各学校でホームページ等を利用して発表していただきます。各学校のホームページのアドレスは上記のホームページで紹介し、自由に閲覧することが可能です。(ホームページの作成は宇宙授業の参加への条件となるものではありません)

<2.2ライブイベント>
   宇宙授業では、生徒たちの興味と質問を軸に、宇宙での生活について学習します。
ISSに滞在する宇宙飛行士との15分の交信をメインに、毛利宇宙飛行士を中心に、双方向機能を利用した宇宙のクイズなど、楽しく参加し、学ぶことができる、約1時間30分ほどのイベントを実施します。なお、日本科学未来館インタープリター(展示解説員)である人型ロボット「ASIMO」が、クイズの出題者としてこのイベントに参加する予定です。

毛利宇宙飛行士の仲介により代表校の生徒たちが、ISSに滞在している宇宙飛行士と直接対話します。またやりとりは、代表校・参加校および科学館等で動画視聴をしているすべての人に同時通訳で伝えます。毛利宇宙飛行士が仲介した質問は、音声のみISSの宇宙飛行士へ送ります。

3. 参考
これまでに実施したISSを利用した宇宙授業
「宇宙ステーションと話そう~毛利宇宙飛行士のインターネットライブ~」
2001年6月6日(水)実施 小・中学生対象 約400校が参加
主催 : 宇宙開発事業団、通信・放送機構
「ISS-SCS宇宙講座」
2001年11月21日(水)実施 大学生・一般対象 約114会場が参加
主催 : 文部科学省メディア教育開発センター、宇宙開発事業団


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This page updated on September 2, 2002

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