LCS-FY2015-PP-13
省エネルギー型空調の実現に向けた脳活動計測による温熱感覚の評価
概要
民生エネルギー消費の1/3を占める空調の省エネルギーに関して、ヒートポンプの高効率化のほか、空調利用の制限が訴えられているが、同時に温熱快適性を維持する必要がある。
本文書は、脳活動を計測することにより、居住者の温熱感覚を評価できる可能性を示したものである。将来は、居住者の温熱感覚の計測情報を空調制御に用いることによって、温熱快適性を維持しつつ、空調の省エネルギーを実現する手法を提案できると考えている。