低炭素社会の実現に向けた技術および経済・社会の定量的シナリオに基づくイノベーション政策立案のための提案書

LCS-FY2013-PP-05

バイオマス廃棄物のメタン発酵(着手段階)

概要

 下水汚泥や食品残渣からバイオガスを生成する場合、たとえば日本の人口1億2千7百万人の10%を対象とする時、約12PJ/yのエネルギー発生のポテンシャルをもっている。(PJ:ぺタ(1015)ジュール)

 バイオマス廃棄物は大きなエネルギー源となる見込みが高いが、現状では製造コストが高く、大規模な普及の妨げになっている。現状のコスト、市況のエネルギー単価に近づけるための課題などを検討することにより、実用化への道筋が見えてきた。

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