色素集合体の二次元配列について Since April 1,2001   
   


集合体の拡散のため、連続したマトリクス内でサイズを制御することは困難です。従って、色素を滴に閉じ込めることが、サイズ制御の手段の一つとなります。

新たな光機能を持つJ集合体を創るためには、大きさを10-18liter以下の滴の中に色素分子の数を数分子に整える必要があります。目標とする滴は直径500nm,高さ20nmであり、その容積は10-21literであります。数分子以下の色素分子をこれら全ての滴の中に閉じ込めるためには、溶媒に含まれる色素を制限しなければなりません。

さらに、適用する溶媒の滴な中で色素が組織化するためには、適切なペダントアルキル鎖の修飾が必要になります。

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