色素集合体はH集合体とJ集合体に分けられます。H集合体は浅色へのシフトを示し、J集合体は深色への遷移を示します。さらに、蛍光スペクトルのバンド幅が狭まり、波長が移動します。
J集合体およびH集合体が異なるスペクトルを持つこと、さらにモノマーあるいはダイマーのスペクトルも相互に異なるスペクトルを持つことは注目すべき点であります。上記特性を利用して、組織化制御による新たな光機能の発現を目差します。