1期生:2005年度採用研究者 2005年10月〜2009年3月
理化学研究所 脳科学総合研究センター
ユニットリーダー
UCSF Dept. of Cellular and Molecular Pharmacology ポストドクトラルフェロー
http://www.metabolism.jst.go.jp/ronbun/tanaka.html
プリオン凝集体の代謝産物に着目した細胞機能制御
酵母プリオンの系を用いてプリオン凝集体代謝産物の構造、物理的性質とそれが引き出す細胞機能、表現型との相関関係を解明し、その知見を参考に、細胞内プリオン代謝産物の性質を制御することによりプリオン粒子の伝搬を人工的に制御し、プリオン感染を阻止する新規なプリオン病治療戦略の開発を目指します。本研究は原因蛋白質が凝集体を形成する他の神経変性疾患の発症機構解明や治療薬開発にも道を拓くものです。