本シンポジウムは終了いたしました。
多数のご参加ありがとうございました。


 

平成17年度に発足した科学技術振興機構、戦略的創造研究推進事業「マルチスケール・マルチフィジックス現象の統合シミュレーション」研究領域は、次世代高精度・高分解能シミュレーション技術の開発を戦略目標として、これまでに21の研究課題を採択し、研究を進めて来ました。このうち、8課題が昨年度までに研究を終了し、現在13課題の研究が進められています。研究活動の一環として、研究者間で情報交換を行うとともに、一般の方々にも当研究領域の研究内容を知っていただくことを目的として、公開シンポジウムを開催いたします。
当研究領域でシンポジウムを開催するのは6回目になりますが、今回は、招待講演として「京速コンピュータ「京」とその開発・整備状況」を(独)理化学研究所 次世代スーパーコンピュータ開発実施本部プロジェクトリーダー 渡辺 貞先生にご講演いただきます。各研究課題の発表では、一般の方々にも分かりやすいものとするために、各研究課題の進捗状況や今後の計画・展望などについてお話しするだけでなく、研究の背景や社会的な位置づけについてもご説明したいと考えています。また、分野ごとのパネルディスカッションでの議論や各研究課題のポスターセッションでの質疑応答などを通じて理解を深めていただき、ご参加の皆様から率直なご意見をいただければ幸いです。

2011年9月

「マルチスケール・マルチフィジックス現象の統合シミュレーション」研究領域
研究総括 矢川 元基