2026年度終了課題成果発表シンポジウム
2026年度終了課題成果発表シンポジウム

開催趣旨

JST戦略的創造研究推進事業CREST「信頼されるAIシステムを支える基盤技術(信頼されるAIシステム)」研究領域は、「人間中心のAI社会原則」に基づいた「信頼される高品質なAI」(Trusted Quality AI)の創出に向けた研究開発を推進するという戦略目標のもと、2020年に発足しました。
このたび、本研究領域において2026年度末(2027年3月)に研究期間を終了する第2期採択課題の研究成果を広く発信するため、成果発表シンポジウムを開催いたします。
シンポジウムでは、情報社会におけるトラスト形成に関する社会的課題の解決を目指す、JST社会技術研究開発センター(RISTEX)の「SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(情報社会における社会的側面からのトラスト形成)」のプログラム総括である、明治大学 公共政策大学院 専任教授の湯淺 墾道氏をお招きし、基調講演をいただきます。また、同プログラムの研究開発プロジェクトの研究代表を務める山口大学 時間学研究所 准教授の小山 虎氏による招待講演をいただきます。
さらに、本研究領域の研究代表者である鹿島 久嗣氏、高前田 伸也氏、竹内 一郎氏、山田 誠二氏による研究成果発表に加え、JST研究開発戦略センター(CRDS) フェローの福島 俊一氏を交え、「進化するAIと人間・社会との関係」について議論するパネルトークを実施します。
本プログラムは会場参加に加え、Zoomウェビナー形式によるオンライン配信も行います。関連分野の研究者・技術者・大学院生等の皆様はもちろん、AIの信頼性や社会実装に関心をお持ちの幅広い皆様のご参加を心よりお待ちしております。

開催概要

日 時

2026年9月30日(水) 9:30~16:30
開場 9:00 (リアル会場、オンライン共)

会 場
TKPガーデンシティPREMIUM京橋ANNEX(東京都 中央区 京橋2-7-19 京橋イーストビル 5階)
アクセス: https://www.kashikaigishitsu.net/facilitys/gcp-kyobashi-annex/access/
(「TKPガーデンシティPREMIUM京橋」(京橋エドグラン 22階)とは異なる会場となりますので、ご注意下さい)
開催方式
現地及びオンライン配信(Zoom ウェビナー)によるハイブリッド開催
参加費
無料、事前登録が必要です。
お申し込みはこちら
お問い合わせ先
国立研究開発法人 科学技術振興機構 戦略研究推進部 ICTグループ
e-mail crest-trusted-ai[at]jst.go.jp
※ [at]を@に置き換えて下さい

プログラム

9:30

CREST「信頼されるAIシステムを支える基盤技術」研究総括挨拶

相澤 彰子

(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授)

9:35

基調講演 「AIとトラスト」

湯淺 墾道

(JST社会技術研究開発センター(RISTEX) SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(情報社会における社会的側面からのトラスト形成)プログラム総括/
明治大学 公共政策大学院 専任教授)

10:25

「人とAIの協働ヒューマンコンピュテーション基盤」

鹿島 久嗣

(京都大学 大学院情報学研究科 教授)

11:10

「D3-AI: 多様性と環境変化に寄り添う分散機械学習基盤の創出」

高前田 伸也

(東京大学 大学院情報理工学系研究科 教授)

11:55

休憩

13:00

「AI駆動仮説の静的・動的信頼性保証と医療への展開」

竹内 一郎

(名古屋大学 大学院工学研究科 教授)

13:45

「納得感のある人間-AI協調意思決定を目指す信頼インタラクションデザインの基盤構築と社会浸透」

山田 誠二

(神奈川大学 情報学部 教授)

14:35

招待講演「対話システムへの『信頼』とはどのようなものか」

小山 虎

(JST社会技術研究開発センター(RISTEX) SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(情報社会における社会的側面からのトラスト形成)
「対話システムに対するトラスト形成阻害要因の特定および抑制技術の研究開発」プロジェクト研究代表/
山口大学 時間学研究所 准教授)

15:20

休憩

15:35

パネルトーク「進化するAIと人間・社会との関係」

鹿島 久嗣高前田 伸也竹内 一郎山田 誠二
福島 俊一 (JST研究開発戦略センター(CRDS)フェロー)
モデレータ:相澤 彰子

16:25

終了挨拶

相澤 彰子

(国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授)

プロフィール

  • 相澤 彰子 写真

    相澤 彰子

    情報・システム研究機構 国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授

    大規模言語モデル研究開発センター副センター長。1990年東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。工学博士。東京大学大学院情報理工学系研究科教授および総合研究大学院大学情報学専攻教授併任。専門は自然言語処理、情報検索。CREST「信頼されるAIシステム」研究領域 研究総括。

  • 湯淺 墾道 写真

    湯淺 墾道

    国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)
    SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(情報社会における社会的側面からのトラスト形成)プログラム総括
    明治大学 公共政策大学院 専任教授

    1970年生。青山学院大学法学部卒。九州国際大学法学部教授、同副学長、情報セキュリティ大学院大学情報セキュリティ研究科教授、同副学長をへて、2021年明治大学専門職大学院ガバナンス研究科教授。電子政府、個人情報・プライバシー保護、サイバーセキュリティ法政策などを研究。2026年より同研究科長。国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(情報社会における社会的側面からのトラスト形成)プログラム総括、総務省情報通信政策研究所特別研究員、デジタル庁先進的AI利活用アドバイザリーボード構成員、(一財)日本サイバー犯罪対策センター理事などを務める。

  • 小山 虎 写真

    小山 虎

    国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)
    SDGsの達成に向けた共創的研究開発プログラム(情報社会における社会的側面からのトラスト形成)
    「対話システムに対するトラスト形成阻害要因の特定および抑制技術の研究開発」プロジェクト研究代表
    山口大学 時間学研究所 准教授

    2004年大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。日本学術振興会特別研究員PD(慶應義塾大学文学部)、米国ニュージャージー州立ラトガース大学哲学科客員研究員、大阪大学大学院基礎工学研究科特任助教、山口大学時間学研究所講師等を経て、2022年より現職。2026年より同所長。JST RISTEXデジタルソーシャルトラスト研究代表者。専門は哲学(分析哲学、ロボット哲学)。日本科学哲学会、科学基礎論学会、応用哲学会、日本哲学会、日本時間学会、日本ロボット学会会員。

  • 福島 俊一 写真

    福島 俊一

    国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)研究開発戦略センター(CRDS)フェロー

    1982年東京大学理学部物理学科卒業、日本電気株式会社(NEC)入社。以来、自然言語処理、情報検索、Webマイニング等の研究開発・事業化に従事。人工知能・ビッグデータ研究開発戦略を担当。2005年~2009年NEC中国に出向、中国研究院(NEC Laboratories China)副院長。2011年度~2013年度は東京大学大学院情報理工学研究科客員教授を兼任。2016年4月から現職、人工知能(AI)研究分野を中心に俯瞰的調査・戦略提言を担当。技術動向俯瞰・研究戦略提言の報告書を多数公開。情報処理学会論文賞、坂井記念特別賞、オーム技術賞他を受賞。工学博士。情報処理学会フェロー。

  • 鹿島 久嗣 写真

    鹿島 久嗣

    京都大学 大学院情報学研究科 教授

    1997年京都大学工学部数理工学科卒業。1999年京都大学大学院工学研究科応用システム科学専攻修士課程修了。2007年京都大学大学院情報学研究科知能情報学専攻博士課程修了。博士(情報学)。1999年から2009年まで日本アイ・ビー・エム株式会社東京基礎研究所勤務。2009年より東京大学大学院情報理工学系研究科数理情報学専攻准教授。2014年より京都大学大学院情報学研究科教授。2016年から2020年まで理化学研究所革新知能統合研究センター ヒューマンコンピュテーションチームチームリーダーを兼任。人工知能、特に機械学習、データマイニング等のデータ解析技術の研究開発と実社会応用に従事。2009年情報処理学会長尾真記念特別賞、2012年マイクロソフトリサーチ日本情報学研究賞、2013年船井情報科学振興財団船井学術賞、2019年日本学術振興会賞などを受賞。

  • 高前田 伸也 写真

    高前田 伸也

    東京大学 大学院情報理工学系研究科 コンピュータ科学専攻 教授

    2014年東京工業大学 大学院情報理工学研究科 計算工学専攻 博士課程修了。博士(工学)。2014年4月から2016年9月まで奈良先端科学技術大学院大学 助教。2016年10月から2019年9月まで北海道大学 准教授。2019年10月から2026年3月まで東京大学 准教授。2026年4月から現職。2025年4月から理化学研究所 革新知能統合研究センター AIコンピューティングチーム チームディレクターを兼任。2023年科学技術分野の文部科学大臣表彰・若手科学者賞受賞。コンピュータアーキテクチャおよびAIシステムに関する研究に従事。

  • 竹内 一郎 写真

    竹内 一郎

    名古屋大学 大学院工学研究科 教授/理化学研究所 革新知能統合研究センター チームディレクター

    1996年、名古屋大学工学部電気系学科卒業。1998年に同大学大学院工学研究科博士前期課程、2000年に同博士後期課程を修了し、博士(工学)の学位を取得。その後、三重大学大学院工学研究科助教、名古屋工業大学大学院工学研究科准教授・教授などを経て、2022年より名古屋大学大学院工学研究科教授。2016年より理化学研究所革新知能統合研究センター チームディレクター、2024年より科学技術振興機構さきがけ研究領域「研究開発プロセス革新」の研究総括を兼任。長年にわたり、機械学習の理論・アルゴリズムの研究、ならびにその科学技術分野への応用に関する研究に従事。

  • 山田 誠二 写真

    山田 誠二

    神奈川大学 情報学部システム数理学科 教授

    1989年大阪大学大学院博士課程を修了後、同大学助手、講師、1996年東京工業大学大学助教授、2002年 国立情報学研究所/総合研究大学院大学 教授を経て、2025年9月より現職。専門は人工知能、HAIヒューマンエージェントインタラクション。ここ10年の研究テーマは「人間と協調する人工知能」であり、現在HAI、信頼工学、信頼較正、Human-In-The-Loopを中心に様々な研究プロジェクトを推進中。人工知能学会元会長・顧問。近著に『本当は、ずっと愚かで、はるかに使えるAI』(日刊工業新聞社)、『マインドインタラクション』(近代科学社)。

参加登録

会場参加、オンライン視聴とも、下記申込みサイトよりお申し込みください。

事前登録

現地会場参加登録は、9月24日(木)9:00締切です。
※定員に達し次第、受付を終了いたします。
オンライン参加は、当日まで登録を受け付けます。

関連ウェブサイト

※本CREST研究領域は、文部科学省の人工知能/ビッグデータ/IoT/サイバーセキュリティ統合プロジェクト(AIPプロジェクト)の実施機関であるAIPネットワークラボの構成領域です