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第9回全体会議を開催しました。【平成28年9月15日】

平成28年9月15日(木)東北大学東京分室で第9回全体会議を行いました。

第9回 全体会議
【日時】
【場所】
平成28年9月15日(木)13:00 – 18:00
東北大学東京分室
出席者(以下敬称略):村田、永谷、富田(生理研)、工藤、廉、上田(筑波大)、關(JPARC)、百生、矢代、高野、佐本、呉、M.Sadeghilaridjani(東北大)、早瀬、新井、正木(JST)、岡田(PD) Web参加:星野(JASRI)、池松(KIT)、進行:中野(PJHQ)
【議題】
  1. プロジェクトHQからの連絡事項
    • 各研究グループからの予算執行状況と本年度の見通しの報告。
    • JSTイノベーション拠点推進部(正木法雄氏)からナノテクノロジープラットフォームの利用方法の説明。百生PJでは生理研が東工大・阪大、東北大が東北大の微細加工プラットフォームを既利用。
  2. 各研究グループからの報告
    • 電子線G(村田、永谷、富田)からの報告
      • レーザー位相差TEM・FZP位相差STEM専用電顕の購入準備。
      • ミラー位相差は収束レンズの製作・高圧電源の改造を10月から進める。
    • 中性子G(關)からの報告
      • J-PARCは150kWに減じた運転。東北大の微細ピッチインプリントGd格子の到着待ち。製作には4名が関わっているため、進行に纏めが必要。東北大・矢代准教授が全体進捗纏めを行う。
      • μNIDは評価中、新試料台(1200度加熱、試料回転、1T磁場)を準備中。小型中性子源(京都大学)での実験準備は今年中に行う。
    • 画像解析G(工藤、上田、廉)からの報告
      • SPIE Optics+Photonics2016でOutstanding Poster Awardを受賞した。
      • インテリアCT厳密解法として新しい枠組みを提案し、厳密な画像再構成が可能なことを証明。
      • πunwrappingについての進捗。
      • 圧縮センシングを用いた画像の再構成法を進展させた。本画像解析ソフトはPJ外に再配布しない。解析成果(論文、学会発表)は筑波大との共著とする。
    • X線G(百生、高野、呉、星野、矢代、佐本、池松)からの報告
      • Zeiss社X線顕微鏡立上げとLau型位相イメージング実験を開始し、撮像・解析の最適化を進行。
      • PFでのストロボスコピック位相イメージング実験、ポリマーブレンドの相分離撮像の4D位相CT実験に向けた準備。
      • 放射光4D位相CT計測用多層膜フィルターミラーのチャンバーが納入され、SP8, BL28B2への設置を完了した。
      • 微細ピッチ金属ガラス格子作製に向けプロセス検討中。アルミナ表面の微細ピッチ鋳型を作製。
      • 2次元金属ガラス格子作製に向けたSi鋳型のプロセス開発を進めている。表面アルミナはALD。
      • Talbot干渉計の高空間分解能化に向け、格子形状を工夫することによる超解像実証実験のためのTalbot carpetシミュレータを完成させ、位相格子設計を進めている。
  3. その他
    • 第10回:2016年12月5日(月)場所は東北大東京分室13:00~18:00。
以上