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第8回全体会議を開催しました。【平成28年7月12日】

平成28年7月12日(火)東北大学多元物質科学研究所西2号館N315セミナー室で第8回全体会議を行いました。

第8回 全体会議
【日時】
【場所】
平成28年7月12日(火)13:00 – 18:00
東北大学多元物質科学研究所西2号館N315セミナー室
出席者(以下敬称略):村田、永谷、富田(生理研)、工藤、廉、上田(筑波大)、篠原(JPARC)、百生、矢代、高野、佐本、呉、M.Sadeghilaridjani(東北大)、Jurgen Mohr(KIT)、早瀬、新井(JST)、中野、岡田(PD);進行:中野(PJHQ) Web参加:星野(JASRI)、池松(KIT)
【議題】
 1. プロジェクトHQからの連絡事項
・今後、KITはWebでのビデオ会議参加となる。
 2. 各研究グループからの報告
・電子線G(村田、永谷、富田)
    ・方針変更し、ミラー位相差TEMとレーザーTEM・位相差STEMの2台の電顕を開発する。
    ・ FZP位相差STEMに転送レンズの組込、対物レンズ試料ステージの調整を終了。
・中性子G(篠原)
    ・J-PARCは200kW運転。Ni, Al, Tiの5mm径のロッドを試料に、TOF法による波長依存型イメージング、
      偏極中性子によるイメージングの実験を行った。
・画像解析G(工藤、上田、廉)
    ・CNL-TV 法で現状の第二世代CS法と同等画像再構成がより短時間(8/35)で実行可能。
    ・位相Unwrappingは、数学的問題だけでなく、測定に関わる物理的問題への対処も必要。
・X線G(矢代、高野、呉、佐本、星野、Mohr、池松)
    ・ImprintingでX線用Pt60Ni15P252~4µmピッチ40mm角格子試作を進めている。
    ・ソフトマターの切断にµ秒撮像、昆虫の4D観察にm秒撮像の準備をしている。
    ・Zeiss社X線顕微鏡納入試験実施。位相イメージング顕微鏡化試験を開始した。
    ・放射光を用いてFOPの高エネルギーX線透過試験を実施。微小部ながらモアレの観察ができたが、ファイバーの周期性に課題あり。
    ・Gd蒸着格子を中性子とX線で評価。
    ・放射光4D計測用多層膜フィルターミラーを評価。ほぼ予定通りの特性を確認。
    ・KITのLIGAプロセスでの格子はPMMAで1µmより若干小さなピッチが限界。
    ・Talbot干渉計の超解像に向けた検討用シミュレーターを開発中。
 3. その他
・第9回:2016年9月15日(木)場所は東北大東京分室13:00~18:00。
以上