第3回 輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)

 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、世界トップレベルの研究開発を行うネットワーク型研究所として未来共創イノベーションを先導することをそのミッションとしています。その目的を達成するための経営戦略のひとつとしてダイバーシティを推進し、その一環として女性研究者の活躍を推進しています。
 そこでJSTは2019年度に、女性研究者の活躍推進の一環として、持続的な社会と未来に貢献する優れた研究等を行っている女性研究者及びその活躍を推進している機関を表彰する制度を創設しました。昨年度までの2回においては、多数の応募の中から外部有識者による選考を経て、すばらしい受賞者および受賞機関を表彰することができました。
 女性研究者のより一層の活躍推進に貢献するため、2021年度において、第3回の公募を開始いたします。幅広い女性研究者の活躍促進に向け、大学や研究所の基礎研究部門だけでなく、企業における開発プロジェクトをはじめとするエンジニアリング、製品開発、及び多人数が関わった研究開発など、広い分野からの応募を歓迎いたします。

 なお、芦田基金(※)の協力により、副賞100万円の提供をいただきます。

※芦田基金は、1994年にデザイナーの故 芦田淳 氏が、青少年育成を目的として公益社団法人科学技術国際交流センター(JISTEC)に寄附し設立された基金です。

リーフレット
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表彰対象

【輝く女性研究者賞】(女性研究者)
 原則40歳未満、ライフイベント等による研究活動休止期間を勘案
 科学技術に関連していれば研究分野は不問

【輝く女性研究者活躍推進賞】(機関)
 女性研究者の活躍推進に貢献する、他機関のモデルとなるような取り組みを行っている機関

募集期間

2021年4月1日(木)~6月30日(水)日本時間正午まで

応募方法

本年度の募集は終了しました。

応募要項 ダウンロード (PDF:330KB)

主催

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)

協力

株式会社ジュン アシダ
公益社団法人科学技術国際交流センター(芦田基金運営団体)

選考委員

鳥居 啓子(委員長)
テキサス大学オースティン校 Johnson and Johnson Centennial 冠教授
ハワードヒューズ医学研究所(HHMI) 正研究員
浅川 智恵子
日本科学未来館 館長
IBMワトソン研究所 IBMフェロー
阿部 玲子
オリエンタルコンサルタンツグローバル
インド現地法人 取締役会長
大草 芳江
natural science 理事
FIELD AND NETWORK 取締役
北川 宏
京都大学 大学院理学研究科 教授
所 千晴
早稲田大学理工学術院 創造理工学部 教授
東京大学大学院工学系研究科システム創成学専攻 教授
村山 斉
カリフォルニア大学バークレー校 MacAdams冠教授
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU)主任研究者・教授
柳沢 正史
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS) 機構長
(敬称略、委員長を除き五十音順)

発表・表彰式

2021年11月3日(水・祝)に、日本科学未来館にて表彰式を開催しました。

受賞者紹介
表彰式&トークセッション開催報告

お問い合わせ

国立研究開発法人科学技術振興機構
 科学技術イノベーション人材育成部 ダイバーシティ推進室
東京都千代田区四番町5番地3
diversity[at]jst.go.jp