第1回 輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)

 国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、世界トップレベルの研究開発を行うネットワーク型研究所として未来共創イノベーションを先導することをそのミッションとしています。その目的を達成するための経営戦略のひとつとしてダイバーシティを推進し、その一環として女性研究者の活躍を推進する取り組みを行っています。
 これまでも、研究開発プログラムへの女性研究者の参画を増やすために、女性の応募者を増加させるキャンペーンを実施したり、男女研究者がライフイベントの際にも研究を継続できるよう支援する「出産・子育て・介護支援制度」を実施してきました。しかし、日本における研究者に占める女性の割合は2018年3月31日現在16.2%で世界と比較すると低く、研究開発プログラム等への女性研究者の参画も少ない状況にあります。
 そこで、女性研究者の活躍を推進する取り組みの一環として、持続的な社会と未来に貢献する優れた研究等を行っている女性研究者及びその活躍を推進している機関を表彰する制度を創設します。
 なお、芦田基金(※)の協力により、副賞100万円の提供をいただきます。

※芦田基金は、1994年に、デザイナーの故 芦田淳 氏が、青少年育成を目的として設立した基金で、公益社団法人科学技術国際交流センター(JISTEC)が株式会社ジュン アシダより基金を預かり運営・管理しています。

リーフレット
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表彰対象

【輝く女性研究者賞】 (女性研究者)
 原則40歳未満、ライフイベント等による研究活動休止期間を勘案
 科学技術に関連していれば研究分野は不問

【輝く女性研究者活躍推進賞】 (機関)
 女性研究者の活躍推進に貢献する、他機関のモデルとなるような取り組みを行っている機関

募集期間

2019年4月1日(月)から2019年6月30日(日)

応募方法

本年度の募集は終了しました。

主催

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)

協力

株式会社ジュン アシダ

選考委員(敬称略、委員長を除き五十音順)

鳥居 啓子(委員長)
テキサス大学オースティン校 Johnson and Johnson Centennial 冠教授
ハワードヒューズ医学研究所(HHMI)正研究員
浅川 智恵子
IBMワトソン研究所 IBMフェロー
阿部 玲子
株式会社オリエンタルコンサルタンツグローバル インド現地法人 取締役会長
北川 宏
京都大学 大学院理学研究科 教授
村山 斉
カリフォルニア大学バークレー校 MacAdams冠教授
東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構(Kavli IPMU) 主任研究者・教授
室伏 きみ子
お茶の水女子大学 学長
柳沢 正史
筑波大学 国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS) 機構長

発表・表彰式

受賞者発表

受賞者の紹介はこちらをご覧ください。

表彰式

2019年11月17日(日)に日本科学未来館にて開催しました。
多数のご来場をありがとうございました。
当日の様子はこちらをご覧ください。

お問い合わせ

国立研究開発法人科学技術振興機構
 科学技術イノベーション人材育成部 ダイバーシティ推進室
東京都千代田区四番町5番地3
TEL:03-5214-8443 diversity[at]jst.go.jp