選考委員長からのメッセージ

メッセージ

写真:委員長 山下 由起子

 輝く女性研究者賞(ジュン アシダ賞)も、6年目になりました。この賞は「さきがけ」や「CREST」で若手〜中堅の研究者を支援するJSTと、ファッションデザイナー故 芦田淳 氏の芦田基金とがタッグを組むことにより創設された、非常にユニークなものです。これまでの5年間、一期目の鳥居啓子委員長と選考委員のもと、大いなる可能性を秘めた若手・中堅の女性研究者が選考されました。受賞者のその後の活躍には目を見張るものがあり、日本の女性研究者の層の厚さがよくわかります。二期目の選考委員長として、賞の理念を継承し、女性研究者のさらなる飛躍をサポートしていく大役に、緊張しつつも、素晴らしい女性研究者に出会えることを楽しみにしています。

 第5回の選考ではオブザーバーとして参加させていただきましたが、生物学、化学、物理学、数学と多岐にわたるサイエンスの分野で活躍されている女性研究者の応募を拝見し非常に頼もしく感じました。

 研究者として最も重要なことは、「個性」だと常々思っています。その人にしか感じられない疑問、その人に特有の目的意識、その人だけの好奇心:その個性が、それまで誰にもできなかったことを可能にすると信じています。そのような個性を持つ人は、その独自性ゆえに、しばしば、自分が「アウトロー」であると思いこみ、賞などとは無縁だと思いがちですが、その思い込みを払拭し、是非とも応募していただきたいと思います。そして、そんな「変わり者」な、でも素晴らしい研究をされている女性研究者を可視化することは、次世代の女性研究者たちを大いに励ますことにもつながります。輝く女性研究者賞は自薦•他薦共に可能です。「私には関係ない」と思わず、自分の個性に対面する機会と捉えて応募していただけたらと思います。選考委員一同、お待ちいたしております。

山下 由起子

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