
明治大学 農学部 特任講師
本賞のことは第1回受賞者発表の時から知っていましたが、受賞された先生方の華々しいご業績と肩書に、自分が応募することはないだろうと思っていました。年齢制限最後の年に、ちょうど自分にとって大きな論文が二つまとまったこともあり、出すだけ出してみようと応募に踏み切りました。
本賞を受賞して一番の喜びは、分野が全く異なる審査員の先生方から、研究内容をご評価いただけたことです。また、企業研究者としての経験を多様なキャリアパスの例としてポジティブに受け止めていただけたことも自信に繋がりました。
受賞をきっかけに、自分の研究やキャリアパスについて紹介する機会が増えました。受賞したことで生じる新たな責任に身が引き締まり、一層頑張ろうと励みになります。まだまだマイノリティーである女性研究者の生き方のカタチを、本賞で見える化しませんか。
東京大学 生産技術研究所 講師
大学の掲示板に貼ってあるポスターを見たのが応募のきっかけでした。女性研究者の中では知名度がある賞だったので、出してみようと思いました。結果、このような名誉ある賞を受賞させていただき大変光栄に思っております。私はこれまでのキャリアの中で、質の良い研究をすることを心がけるともに、自身の研究の製品化を目指すことで社会に役立てたり、私の経験を次の世代の特に若い女性に話すことで少しでも参考にしていただけるようにと努めてきたつもりです。このような活動を評価していただいたことは今後の大きな励みとなります。自己推薦で賞に応募するのは抵抗がある方もいるかもしれません。でも自分以上に自分をプロモーションできる人はいません。少しでも興味を持った方は、ダメかもしれないと躊躇せず、ぜひ応募してみていただきたいです!
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