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大学見本市2025~イノベーション・ジャパンに出展します。

 知的財産マネジメント推進部は、JST保有特許技術のライセンス等による技術移転を見据えて、2025年8月21日(木)~22日(金)に東京ビッグサイトで開催される「大学見本市2025~イノベーション・ジャパン」に出展します。

■ 大学見本市2025~イノベーション・ジャパン出展概要

【会期】
2025年8月21日(木)~22日(金)
【会場】
東京ビッグサイト 西展示棟 西4ホール
【小間番号】
J-01 知財活用支援事業
【公式サイト】
https://innovationjapan.jst.go.jp/

※入場無料(公式サイトにて事前登録制)

■ 出展技術のご案内

No. 技術の名称 代表発明者 技術内容 技術資料
1

有機-無機ハイブリッドによる光電流増幅と高感度光検出

~見えない光の情報の検出と操作を可能とする物質系の創製と光エレクトロニクスへの応用~

石井 あゆみ
(早稲田大学)
①有機-無機ハイブリッドによる光電流増幅と高感度光検出:微弱な光信号を千倍以上の電気信号として増幅する素子を開発しました。本系は非常に低い駆動電圧(<1V)で光電流を増幅可能です。
②微弱な近赤外光を可視光に変換する色素増感型アップコンバージョンナノ粒子:有機色素と希土類イオンを界面で融合することで生じる分子内エネルギー移動を利用した色素増感型の新しいUC技術です。
③一次元らせん有機-無機ハイブリッド薄膜を用いた円偏光検出素子の開発:円偏光の直接検出素子として最高値の検出感度を達成しています。
概要
2

動的ネットワークバイオマーカー

~未病状態を検出するバイオマーカー創出システム~

合原 一幸
(東京大学)
従来、病態悪化の予兆検知が可能なバイオマーカーは未発見でした。
発明者は未病(疾病前)状態を数学的に定義し、個々のバイオマーカーとしての性能はそれ程高くなくても、ネットワークとしては極めて高機能で、個々の難病において病態悪化の予兆検知が可能な、全く新たなネットワークバイオマーカーの概念を提案しました。
本発明は、疾病のみならず、電力システムや高炉などの複雑工学システム、交通渋滞、経済データの不安定化や感染症爆発の予兆検出の応用も研究中です。
概要
3

3Dオーディオ・イマーシブチェア

~高級オーディオルームの音響空間を3D再現~

伊勢 史郎
(東京電機大学)
東京電機大伊勢研究室は、多チャンネル音源による3次元(3D)空間の物の動きを再現する研究を行い、94チャンネル没頭式桶型音響装置所謂「音響樽」を開発しました。
その技術をベースとして今回、汎用的に使用できるよう、映像の投影とコンビネーションしたアームチェア型の没頭式音響装置を開発しました。
概要
4

目の反射を利用した視線検出技術

~眼球表面に写り込んだ環境画像を利用した視線検出及び視線注視点履歴の特定~

中澤 篤志
(岡山大学)
高速な焦点調整が可能な液体レンズを用います。それにより体動や運動などによるカメラ・眼球間の距離変化による画質低下(所謂ピンボケ)に影響を受けない、常に焦点の合った高精度画像を取得することを可能にします。よって角膜イメージング法の可用性を高めるとともに、高速度合焦機能を利用してシーン及び目(虹彩及び瞳孔)の情報を同時に獲得します。
これにより、顔画像からの視線や周辺環境復元などの「人を見る」イメージング技術が様々な用途に活用できるようになりました。
概要
5 IoTデバイスの自立発電用シリコン熱電発電素子 塩見 淳一郎
(東京大学)
熱電変換は安定熱源があれば半永久的に発電できるため、IoTなどの環境発電への応用が期待されています。一方で、従来の材料やπ型デバイスでは材料・プロセスコストが高く、複雑形状への実装性も課題でした。
本研究では、低圧高速焼結によるひずみエンジニアリングを活用し、室温近傍で従来の5~10倍の性能を示す低コストなバルクシリコン熱電材料を開発しました。さらに、一枚のシートを立体化して形成する巴型構造を用いたフレキシブル熱電デバイスの製作手法を確立し、シリコン熱電材料で実際にIoTセンサーを駆動できました。
概要
6

ナノワイヤ水素ガスセンサ

〜金属と酸化物半導体の2種類のナノワイヤ~

真島 豊
(東京科学大学)
[Pdナノワイヤガスセンサ]
・水素吸蔵金属のPdナノワイヤでは、水素吸蔵量に依存した電流が流れます。
・Pdナノワイヤでは超高圧の内部応力のため水素原子がワイヤ内部に入り込めずワイヤ表面でのみ吸収、放出が行われます。
[空隙を含む酸化銅ナノワイヤナノギャップガスセンサ]
・ナノギャップ間に銅ナノワイヤを作製します。
・アニール酸化により空隙を含む酸化銅ナノワイヤになります。
・大きな比表面積により5ppbの水素を検出することができます。
概要

※掲載技術にご関心がある方は、是非下記お問い合わせ先までご連絡ください。

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お問い合わせ先

〒102-8666 東京都千代田区四番町5-3 サイエンスプラザ
科学技術振興機構
知的財産マネジメント推進部 
知財集約・活用グループ
TEL:03-5214-8486 FAX:03-5214-8417 
E-mail:ライセンス(あっせん・実施許諾)について メールアドレス ※お問い合わせの内容によっては、回答に時間を要する場合があります。