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有機系廃棄物のバイオガス化新処理技術の開発 |
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有機スラリー(固形分10%)の物理化学的処理(微量鉄触媒・低電流)装置(下図)により直接的に水素系バイオガス(水素濃度:約86%、バイオガス発生量:スラリー1m3当たり22m3、処理時間:96hr)の生成を基礎的に確認しました。引き続きその成果をもとに連続式処理について検討すると共に、本技術を中核として粗水素バイオガスのクリーン・高純度化、バイオガス化残渣の固形肥料及び汚水浄化プロセスから構成される水素・固形肥料を併給するゼロミッション型有機廃棄物リサイクルシステムの開発を進めています。 |
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電解プロセスによるTi-Al合金の高耐食性皮膜技術 |
実施機関/ |
札幌エレクトロプレイティング工業(株) |
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溶融塩電解法によるTiAl上にAl‐Cr皮膜を形成し、電解時の電位制御で電析物の組成制御する技術をベースにJST権利化試験を実施しました。次いでコンソーシアム事業の国等事業に結び付け、国際特許を含めて10件の出願を行いました。現在、引き続き、共同開発企業が中心となって、新表面処理技術による超硬耐高温材料の高付加価値材料市場に向けた研究開発を展開中です。 |
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農水産物・加工副産物の機能性粉末食材製造技術 |
研究シーズ/ |
岩下 敦子(北海道立食品加工研究センター) 他 |
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高含水バイオマスの脱水・乾燥、微粉砕、分級を同一工程で行う微粉末食材化に実用的な知見が得られました。引き続き、地域独自の技術開発助成事業により広い農水産物・加工廃棄物を原料として市場に供給するための機能性粉末食材開発を進めました。また、本技術はJST地域結集型共同研究事業による成果と結び付き、現在、道産ハーブ等の粉末食材の複合化により新規形態の機能性食品として体内インフラ改善食品市場に向けた研究開発を展開中です。
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馬鈴薯デンプン工場からの新規機能性食材 |
研究シーズ/ |
大庭 潔(北海道立十勝圏地域食品加工技術センター) |
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馬鈴薯デンプン加工場からの残渣・廃液中に含まれる有効成分のペプチドを精製し、天然調味料の新しい機能性食材を開発しました。(写真)
引き続き、水産系廃棄物から得られる有効成分との配合により新規な農水産系複合食品開発を進めています。 |
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