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カーボンナノチューブの電子源への応用 |
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カーボンナノチューブは電子放出特性に優れ、表示デバイスとして応用可能であることを証明しました。ランプ型素子は世界で初めて実用化され、この技術をもとに蛍光表示管に応用した開発は「11年度科学技術振興事業団独創的研究成果育成事業」に採択され、現在実用化開発中です。一方、大型画像表示パネルに応用する目的で、「11年度から3年間の計画でNEDOの産業技術実用化開発助成事業」にも採択され、現在研究・開発中です。 |
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植物リグニンによる新素材 |
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木質廃棄物からフェノール系リグニン素材を調製し、化学合成工業素材として利用活用を図っています。本研究は「平成11年度独創的研究成果育成事業」を経て、平成11年度戦略的基礎研究推進事業「植物系分子素材の高度循環活用システムの構築」に採択され、研究を推進しています。 |
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鉛を含まない接合材 |
実施機関/ |
三重電子(株)、ピアテック(有)、ユケン工業(株) |
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異業種3社で、各社のシーズを組み合わせて樹脂微細粒子を化学合成した後、微細メッキ処理を施し、これに熱硬化性樹脂を配合して膜状化し、電子部品(半導体)等実装用接合材を開発しました。これにより、鉛を含む半田を使用せずに部品実装が可能になり、また対環境に適し、電子部品電極の微細ピッチ化に適応できる接合材の可能性が得られました。本研究はNEDOの「平成11年度ベンチャー企業支援型地域コンソーシアム研究開発推進事業」に採択され、実用化に向けて研究を実施中です。 |
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機械装置の低振動化・低騒音化 |
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半導体ウエハなどの搬送台車への適用を目指したハイブリッド除振装置について開発研究を実施し、小型実験装置を試作して検討しました。提案したハイブリッド除振機構は実機でも満足できる制振性能を有することが確認できましたので、現在実機に適用するための改良を行っています。 |
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