拠点機関
(財)やまぐち産業
振興財団
山口県
科学技術
コーディネータ

會田 忠義
ネットワーク構築
「やまぐちのRSP事業から生まれた」新技術・新事業を目指して諸施策を展開しました。
大学・高専・公設試験機関の研究者に対するアンケート、戸別訪問により、研究内容、過去の研究内容、共同研究の実施状況、特許取得などを調査して、データベースとしての「やまぐち研究者info」を纏めるとともに、これらを「山口研究者データベース」(URL : http://yar.crc.yamaguchi-u.ac.jp)としてインターネット上で公開して、一般企業の用に供することができました。
4つの研究会とその下部組織として14の分科会を設置し、産学官で研究テーマの検討等を行ないました。この中で、山口大学の工学部と医学部が連携し、これに地元企業も加わり、医療・福祉機器の開発活動から6件が可能性試験に結びつきました。
可能性試験
医療・福祉、環境・エネルギー、マルチメディアの3分野を中心に、31件の可能性試験を実施しました。このうち、特許申請5件、商品化2件、また、国等の助成事業に採択されたものも9件を数えました。
やまぐち研究者info 手押し車椅子の縦列連結装置
やまぐち研究者 info
県内の大学、高専、公設試等の研究者、研究シーズ等の情報を、冊子やインターネットで情報公開しています。
●URL http://www.joho-yamaguchi.or.jp/html/rsp/info/
手押し車椅子の縦列連結装置
縦列の位置にある2台の車椅子を交差した2本の連結棒で接続するもので、セイフティークロスとして商品化。