拠点機関 （財）しまね産業振興財団		科学技術 コーディネータ 酒井　禮男
ネットワーク構築 ●「島根県科学技術振興指針」（“人と自然が共生した21世紀型ハイクオリティライフの実現”）に基づき、環境と長寿社会をキーワードとした分野を重点分野として、243件の技術ニーズ調査、183件の技術シーズ調査を実施しました。 ●コーディネート活動の結果、１件のベンチャー企業の輩出、国・県等の競争的資金に73件採択、32件の商品化を生み出しました。 ●こうした取り組みによって、都市エリア産学官連携促進事業（文部科学省）の採択につながるとともに、RSPの活動は、島根県のしまね産学官協働推進事業に引継がれ、更なる産学官連携を推進することとしています。 可能性試験 ●４年間を通じて、23テーマの可能性試験を実施しました。 うち１テーマが商品化され、地域新生コンソーシアム事業など他事業へ７テーマ移行し、現在4テーマが企業による実用化研究中です。また６件の特許出願をしました。 カパライト 吸放湿性能等を有する機能性建材（曲げ強度は内装タイル以上）です。 薬師寺の絵殿の床面などで使用されています。 フェリエライトの結晶構造 全国でも産出が極めてまれな天然フェリエライトの結晶構造を明らかにし、用途を示唆しました。