JSTについて

JSTの沿革

国立研究開発法人科学技術振興機構は、2つの組織が母体となって設立されました。日本科学技術情報センター(JICST)は、わが国における科学技術情報に関する中枢的機関として内外の科学技術情報を迅速かつ適確に提供する事を目的に1957年8月に設立されました。新技術開発事業団(JRDC)は、海外技術への依存から脱却し、わが国の大学や国立研究所等の優れた研究成果を発掘し、その企業化を図ることを目的に1961年7月に設立され、その後の業務追加を受け、1989年に新技術事業団と名称を変更いたしました。

両組織は、科学技術振興のための基盤整備を総合的かつ効率的に行うとともに、「科学技術基本法」に位置づけられた施策を強力に推進することを目指して、1996年10月に統合し、科学技術振興事業団(JST)が設立されました。2003年10月には、独立行政法人科学技術振興機構(JST)となり、2015年4月には、現在の国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)となりました。

画像:JSTの沿革