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平成29年度 戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)

日本−中国「環境/エネルギー分野」共同研究
「国際共同研究拠点」および「連携プロジェクト」
提案募集予定のお知らせ(プレアナウンス)

(最終更新日:平成29年12月6日)

国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)は、以下のとおり、戦略的国際共同研究プログラム(SICORP)日本−中国「環境・/エネルギー分野」の共同研究「国際共同研究拠点」および「連携プロジェクト」の研究提案を募集することになりました。近日中に正式な募集開始をJSTホームページで公表いたしますが、今回は、公募開始前のプレアナウンスをご案内いたします。

■概要

本プログラムは、従来の国際研究協力により得られた成果やネットワークの実績を活かした国際共同研究拠点および連携プロジェクトの推進により、持続的な共同研究・協力を推進し、地球規模課題・地域共通課題の解決やイノベーションの創出、我が国の科学技術力の向上、および相手国との研究協力基盤の強化に資することを目的とします。

■目的及び募集分野

世界の共通目標である持続可能な開発目標(SDGs)の達成に資するにあたり、天然資源、エネルギーの不足や地球温暖化などの世界の共通した環境問題を解決するためには、アジア地域における重要なパートナーである日本と中国との連携は重要です。また、従来型の国際共同研究の推進に加えて、国際協力により得られた成果やネットワークの実績を活用するための、強固な研究協力基盤の形成が不可欠です。環境問題およびその解決を支えるエネルギー研究、都市の抱える課題を解決するための研究といったものが望まれます。
このため、JSTは、中国科学技術部(MOST)との協力により、後述します「国際共同研究拠点」および「連携プロジェクト」の形態において、次の分野に関する共同研究を実施することとします。

■募集の形態

「国際共同研究拠点」とは、日本及び中国の研究機関が共同で中国に設置し、国際共同研究を実施するほか、研究及び交流の中核的拠点になることが期待されるものをいいます。
「連携プロジェクト」とは、日本及び中国のチームが国際共同研究拠点と幅広い連携を行いうるものであることが期待されます。
今回の公募では、上記の組み合わせによるコンソーシアム型の応募を想定しています。両者の相乗効果により、我が国の競争力の源泉となる科学技術を持続的かつ相互に発展させるとともに、拠点を通じた課題解決、研究・イノベーション人材の育成・交流、研究協力基盤の強化などのキャパシティ・ビルディングを目指します。

■応募資格等

日本側研究者の応募資格は、日本国内の大学、研究機関、企業等に所属する研究者であることが必要となります。

■研究推進の内容

「国際共同研究拠点」(1拠点)と「連携プロジェクト」(10課題程度)を合わせたコンソーシアム型での公募を予定しています(1コンソーシアムで5年間5億円を上限)。

■スケジュール

相手国側と調整後、正式な募集開始を公表し、1か月程度の期間による応募を行い、選考を経た後、平成30年度に研究推進を開始する予定です。

■過去の取組み

過去の国際共同研究拠点の推進状況は以下をご参照ください。
http://www.jst.go.jp/inter/sicorp/country/jointlab.html

上記につきまして、中国側研究者との共同研究について関心をお持ちの日本側研究者や関係各位へご周知をいただけますと幸甚です。なお、正式な公募を開始しましたら再度ご連絡させていただきます。

ご不明な点がございましたらお問い合わせください。

(本件に関するお問い合わせ)

修正後:国立研究開発法人科学技術振興機構(JST) 国際部 川居、金山
TEL:03-5214-7375  FAX:03-5214-7379
E-mail: jointlab-c (at)jst.go.jp (at)を@にしてください。

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