問題解決型サービス科学研究開発プログラム 【国立研究開発法人科学技術振興機構 社会技術研究開発センター】

平成29年3月で本プログラムは終了いたしました。

トピックス

<3>サービス科学白書の日本語版 登場 2011.04.20

2004年にイノベート・アメリカ(Innovate America)によりサービス科学が提唱がされてからはや6年。その3年後にケンブリッジ大学において、サービス・サイエンスに関するシンポジウムが開かれました。そこでの議論及び参加者以外を含めた協議プロセスを経て白書“Succeeding through Service Innovation: a service perspective for education, research, business and government”が作成されました。その白書には、サービス科学構築のためのロードマップ、関連用語が定義されています。 今回日本語版が出来上がりました。 この白書はオリジナルのケンブリッッジのサイトにも掲載されています。 大学での授業、企業での勉強会等に是非ご活用ください。

サービス科学白書 日本語版PDFファイル


H23年度の問題解決型サービス科学研究開発プログラムの募集が以下のスケジュールで始まります。募集に関する説明会を東京(5月12日)及び大阪(5月18日)で予定しています。説明会では、本研究開発プログラムの今年のフォーカス及び変更点等について紹介いたします。今年も皆様からのご参加、ご応募をお待ちしております。

「問題解決型サービス科学研究開発プログラム」
募集期間:平成23年4月27日(水)正午12時~平成23年7月6日(水)正午12時 ※締切時間厳守

5月12日の説明会についてはUstreamでの公開も予定しております。現地での参加が難しい場合にはそちらをご活用ください。


先月3/29-4/2にアメリカ、サンノゼでService Research & Innovation Instituteのグローバルコンファレンスがありました。今回初めて参加してきました。
SRIIでは、主にアメリカのIT企業が中心となり大学・政府機関と組み、IT技術を適応する事によってサービス・イノベーションの創出を目指すということでした。キーノート・スピーカーにはアラン・ケイを始めIBM, HP, Intelといったハードウエアからソフト・サービスまで含んだ主なIT企業の講演が行われました。
内容については、SRIIのウエッブサイトに講演のビデオが提供されていますのでご参照ください。

今回の出張の間、午後半日 IDEOを訪問をしました。
本ではIDEOのデザイン手法について読んではいましたが、実際に訪問してみると彼らのデザインに対する熱意が伝わってきました。シニアディレクターのDave Blakelyさんを始め、ラボを紹介してくれたメンバーの方からIDEOが本当に良い会社だということが伝わってきました。今後これらの手法とサービスデザインとの関連を考えていきたいと思います。 詳細は訪問レポートをご参照ください。


4月からプロジェクトの応募が開始となります。今後研究開発プロジェクトの紹介フォーラム、関連コンファレンスの情報提供など行っていきます。