2017年1月31日、インド工科大学（IIT）デリー校をホスト校とし、日印科学交流の新時代を拓くJST支援事業のキックオフセミナーを開催いたしました。

本事業は、安倍晋三・日本首相とナレンドラ・モディ・インド首相の共同声明2015に基き、ICT分野（AI、IoT、Big Dataなどの領域）における研究拠点をインドに設置して、研究成果の社会普及や社会実装を追及することにより、新時代の日印科学技術協力の象徴的存在となることを目指しています。

本セミナーでは、昨年8月、SICORP「国際共同研究拠点(CHIRP)」の枠組みを使って、JSTとDST（インド科学技術庁）が実施した日印共同公募により採択した3件のプロジェクトを推進する日印研究代表者(PI)6名と共同研究者が一堂に会して、各々の拠点研究について発表し、質疑応答を通じて両国関係者の理解を深めました。

当日は、平松在インド日本国大使、中根猛・科学技術協力担当大使、アシュトシュ・シャルマDST長官、PI所属の東京大学、九州大学、IITデリー校、IITボンベイ校、IITハイデラバード校の学長・副学長にご臨席いただくとともに、日印科学技術交流の未来を担う多数の若手研究者・学生も多数参加しました。