※5年型
原子位相ロックを用いた究極的時計レーザー安定度の追求
志賀 信泰
科学技術振興機構 光・時空標準グループ
さきがけ研究者
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研究課題概要
原子時計のポテンシャルを最大限に活かした究極の計測、制御法の提案と実現を目指します。従来は安定な原子の振り子の周波数に、安定化したいレーザー(マイクロ波)の周波数を合わせる手法を用い、レーザーの安定度向上が図られてきました。本研究は原子の振り子の位相にレーザーの位相を合わせることで安定度の飛躍的な改善を追究し、周波数、時間、長さ、位置、重力等の精密測定分野に新たなパラダイムを打ち立てることを追求します。