持続可能な社会を実現するために、社会全体を低炭素化することに本気で取り組むことが求められています。先進的な企業には、はやくもCO2削減型の製品の製造、販売と経営に着手したところもあります。市民、消費者の間でもこれらを優先的に購入し、ライフスタイルを自ら変えようと、新たな社会作りへの気運が生まれています。
一方で、日本企業の技術力は国際的に圧倒的な強みを持っているものの、最終製品やシステムレベルでの競争力となると必ずしも十分とはいえません。技術力を活かした商品を大量生産するビジネスモデルはすでに通用せず、国際競争力は急激に低下しました。
こうした中で企業が真の競争力を獲得するには、低炭素社会の実現を千載一遇のチャンスとしてとらえ、自らビジネスモデルを創造・開拓していく必要があります。これこそが成熟社会に新たな活力を吹き込み、同時に革新的なビジネスチャンスを生み出す原動力になると考えられるからです。
本シンポジウムでは、国際的な取り組みが喫緊の課題となっている低炭素社会の実現に向け、これからの日本の産業のあり方を模索します。
日時 | 2010年3月8日(月) 13:00~17:00 ※終了いたしました |
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会場 | 秋葉原コンベンションホール(東京都千代田区外神田1-18-13) 会場地図はこちら |
主催 | 独立行政法人 科学技術振興機構(JST) |
後援 |
内閣府 文部科学省 社団法人 日本経済団体連合会 社団法人 日本工学アカデミー 日本経済新聞社 |
参加費 | 無料 (要・事前申し込み) ※お申し込みの受付は終了いたしました。 |
定員 | 400名(先着順) |