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別紙

『サイエンスアゴラ2011』

今年の主な挑戦

以下、企画の一部を紹介

(JST主催企画)

開幕シンポジウム「私たちにとって科学技術とは何か」(シンポジウム・トークセッション)

科学技術との向き合い方を改めて検討し、科学技術政策への関与のあり方を論じ合うと同時に、個々人の科学技術の楽しみ方を見直します。

■開催日時 11月18日(金) 13:30~17:00
■開催場所 国連大学 ウ・タント国際会議場(東京都渋谷区神宮前5-53-70)
■登壇者 鷲田 清一(前 大阪大学 総長)、川幡 穂高(東京大学 教授)、小林 傳司(大阪大学 教授)、柳下 正治(上智大学 教授)、ほか

総括セッション「新たな科学のタネのまき方」(シンポジウム・トークセッション)

サイエンスアゴラ2011で論じ合われたことを踏まえつつ、個々人あるいは各コミュニティの科学技術への関わり方、科学コミュニケーターの果たすべき役割などについて語り合います。最後にサイエンスアゴラ賞の発表を行います。

■開催日時 11月20日(日) 15:00~17:00
■開催場所 日本科学未来館 7階 みらいCANホール
■登壇者 岡田 努(福島大学 准教授)、榎木 英介(NPO法人 サイエンス・サポート・アソシエーション 代表)、横山 広美(東京大学 准教授)、平川 秀幸(大阪大学 准教授)、長神 風二(東北大学 准教授)、縣 秀彦(国立天文台 准教授)、ほか

震災とこれからのエネルギー教育について考える(シンポジウム・トークセッション)

被災地の学校教育関係者からの現場報告・阪神大震災での実践報告などにより、震災で明らかとなった理科教育の課題を共有するとともに、最先端で活躍する科学者にも登壇いただき、理科教育と科学をつなげます。前半の「サイエンス・ティーチャーズ・カフェ」では、震災後の被災地の学校現場の状況を、教員を中心とした理科教育関係者間で共有します。後半のシンポジウム「これからのエネルギー教育を考える」では、今後の理科教育の課題について、具体的なエネルギー教育の観点からさまざまな角度で論じ、会場の教員および理科教育関係者と今後の方向性を探ります。

■開催日時 11月19日(土) 13:15~17:00
■開催場所 日本科学未来館 7階 会議室3
■登壇者 第一部「サイエンス・ティーチャーズ・カフェ」小野寺 俊也(岩手県久慈市立久慈湊小学校 副校長)、佐々木 清(福島県郡山市立明健中学校 教諭)、ほか
第二部「これからのエネルギー教育を考える」早瀬 修二(九州工業大学 教授)、大庭 みゆき(環境エネルギー総合研究所 代表取締役所長)、山下 宏文(京都教育大学 教授)、ほか

政策形成における科学的助言のあり方(シンポジウム・トークセッション)

科学技術政策を決定するにあたって科学技術者が果たすべき役割とその仕組みについて論じ合います。

■開催日時 11月20日(日) 12:45~14:45
■開催場所 日本科学未来館 7階 みらいCANホール
■登壇者 大竹 暁(内閣府参事官)、辻 篤子(朝日新聞社 論説委員)、伊地知 寛博(成城大学 教授)、有本 建男(JST 研究開発戦略センター 副センター長)、ほか

『まち』で取り組む節電・省エネ対策で低炭素社会へ(シンポジウム・トークセッション)

私たちの身近な「まち」である都道府県・市町村等の地方自治体が取り組む節電・省エネ対策や低炭素社会への取り組みに焦点をあてるとともに、低炭素社会の実現に向けて日々の暮らしを見つめ直します。また、これらの取り組みを今後の日本社会の活性化にどう結びつけていくかを議論します。

■開催日時 11月18日(金) 13:30~16:30
■開催場所 日本科学未来館 7階 みらいCANホール
■登壇者 増田 寛也(野村総合研究所 顧問)、山田 興一(JST 低炭素社会戦略センター 副センター長)、自治体関係者、ほか

それって本当? -3/11大震災をテーマに-(シンポジウム・トークセッション)(中高生対象)

指導力において定評のある中高の教員が、地震・津波・原子力・環境修復・自然再生などに関わるサイエンスを、例えば理科の授業内容と関連づけながら、中高生にとって興味深く、分かりやすく解説し、その内容について論じ合います。

■開催日時 11月20日(日) 12:45~14:15
■開催場所 日本科学未来館 7階 会議室2
■登壇者 調整中

科学オリンピック~科学の甲子園:チャレンジのチャンスは広がった(シンポジウム・トークセッション)

科学好きな高校生以下の生徒さんを対象に実施している「科学オリンピック」「未来の科学者養成講座」「サイエンスキャンプ」そして今年新に始まる「科学の甲子園」。 深く、広く科学の世界に挑戦できるいろいろな機会を、それぞれの体験談を中心にご紹介します。

■開催日時 11月20日(日) 11:00~12:00
■開催場所 日本科学未来館 7階 会議室2
■登壇者 科学オリンピック歴代メダリスト、ほか

第3回科学ドラマ大賞授賞式

子どもたちが科学技術の楽しさやそうした職業に就く夢を抱くきっかけとなるようなドラマのシナリオを広く一般から公募する「科学ドラマ大賞」の公開授賞式です。審査委員長の市川 森一さんの講評もあります。

■開催日時 11月20日(日) 14:30~16:00
■開催場所 日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン 特設ステージ
■登壇者 市川 森一(脚本家)、秋山 仁(東海大学 教育開発研究所 所長)、ほか

(その他主催企画)

危ないってどういうこと?-社会の中のリスクと科学リテラシー(シンポジウム・トークセッション)

今回の災害に際して、科学コミュニケーションのあり方が問われています。「危険」を察知し、「危険」に備えるにはどのようなコミュニケーションとリテラシーが有効なのかについて論じ合います。

■開催日時 11月19日(土)12:45~14:45
■開催場所 日本科学未来館 7階 みらいCANホール
■登壇者 原田 良信(放射線医学総合研究所 企画・研究推進室 室長)、楠見 孝(京都大学 教授)、小島 正美(毎日新聞社 編集委員)、阿南 久(全国消費者団体連絡会 事務局長)、蒲生 恵美(日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会食生活特別委員会 副委員長)、菊池 誠(大阪大学 教授)
■主催 サイエンスアゴラ2011企画委員会

アゴラステージ(サイエンスショー、トークセッションなど)

サイエンスショー、東京都のものづくりマイスター、自然エネルギー研究者、科学クラブの中高生など、各分野の達人がその極意を特設ステージで披露するミニプレゼンテーションです。

■開催日時 11月19日(土)20日(日) 午前・午後のコアタイム
■開催場所 日本科学未来館 1階 企画展示ゾーン 特設ステージほか
■登壇者 飛田 賀光(日立市役所 職員)、横山 一郎(湘南学園 教諭)、月僧 秀弥(坂井市立三国中学校 教諭)、ほか
■主催 サイエンスアゴラ2011企画委員会

科学のハナシの届け方(ワークショップ・サイエンスカフェ)

研究者が行うアウトリーチ活動の意義を再確認するとともに、研究会のメンバーが行ってきたアウトリーチの例を検討し、理想的な実践例について論じ合うワークショップです。

■開催日時 11月19日(土) 15:00~16:30
■開催場所 産業技術総合研究所 臨海副都心センター別館 11階 会議室1
■登壇者 天元 志保(東京工業大学 総合プロジェクト支援センター)、岡田 小枝子(理化学研究所 広報室)、ほか
■主催 科学技術広報研究会

科学・技術でわかること、わからないこと(シンポジウム・トークセッション)

科学・技術に「絶対」はありません。では、どこまでわかっていて、どこからわかっていないのか。これは専門家にとっても難問かもしれませんが、ある程度の認識を社会と共有していく必要がありそうです。本セッションでは、大震災から得られた教訓を踏まえて、社会全体の科学リテラシーを高めるために今後何を為すべきかを論じ合います。

■開催日時 11月19日(土) 15:00~17:00
■開催場所 日本科学未来館 7階 会議室2
■登壇者 毛利 衛(日本科学未来館 館長)、室伏 きみ子(お茶の水女子大学 教授)、北原 和夫(東京理科大学 教授)、柴田 徳思(日本学術会議 連携会員)、本田 孔士(京都大学 名誉教授)、ほか
■主催 日本学術会議 科学と社会委員会科 学力増進分科会

東日本大震災後の海洋汚染の広がりとその影響(シンポジウム・トークセッション)

大震災に伴う大津波によって海へ流出した有害化学物質と福島原子力発電所から海洋と大気に漏出した放射性物質の海洋における広がり方とその影響について、把握できている現状を解説し、海洋汚染対策と海洋環境の保全・防災にかかわる海洋の監視・調査・研究の今後の進め方について論じ合います。

■開催日時 11月19日(土) 15:30~17:00
■開催場所 日本科学未来館 7階 みらいCANホール
■登壇者 植松 光夫(東京大学)、升本 順夫(海洋研究開発機構)、尾林 彩乃(サイエンスカフェ水戸)、日下部 正志(海洋生物環境研究所)、難波 美帆(早稲田大学)、市川 洋(海洋研究開発機構)
■主催 日本海洋学会震災対応ワーキング・グループ

検証・原発震災報道 メディアはリスクをどう捉えたか(ワークショップ・サイエンスカフェ)

各メディア、ジャーナリストは災害や放射能のリスクについて、どのような立場で報道したと考えていたのか。振り返って反省すべき点を、実際に報道に関わった人を中心にパネルディスカッションで論じ合います。

■開催日時 11月20日(日) 12:45~14:15
■開催場所 産業技術総合研究所 臨海副都心センター本館 4階 会議室1
■登壇者 林 衛(富山大学)、鈴木 崇之(講談社)、ほか
■主催 原発震災を検証する有志の会

千石先生の「いのちはみんなつながっている」(サイエンスショー・上映・演示)

動物学者 千石 正一 先生の魂からのメッセージと多様な生物を育む大自然のすばらしさを映像で紹介し、トークを交えて生命の多様性、大震災からの復興について考えます。

■開催日時 11月19日(土) 15:00~16:30
■開催場所 東京都立産業技術研究センター 5階 講堂
■登壇者 五箇 公一(国立環境研究所)、ほか
■主催 「いのちはみんなつながっている」上映実行委員会

小学校理科をたのしくさせる工夫(シンポジウム・トークセッション)

学校教育の中で科学的な考え方や判断を養う基礎となる小学校理科の授業をより充実させるためのヒントを、多くの実践を行っている3名のシンポジストから報告していただきます。

■開催日時 11月19日(土) 10:30~12:00
■開催場所 日本科学未来館 7階 会議室3
■登壇者 高梨 賢英(元 慶應義塾幼稚舎 教諭)、岡島 茂樹(中部大学 教授)、齋藤 靖二(神奈川県立生命の星地球博物館 館長)、ほか
■主催 教科「理科」関連学会協議会(CSERS)

未来の宇宙エレベーターをレゴでつくってみよう(実演・工作)

レゴブロックや簡単な実験装置を使って「宇宙往還機」こと宇宙エレベーターのモデルを実際に組み立てる実験教室です。高校の新学習指導要領を意識した内容で、昇降実験と同時にエネルギーマネジメントについても学べる実験教室です。

■開催日時 11月20日(日) 10:00~17:00
■開催場所 東京都立産業技術研究センター 中2階 東京イノベーションハブ
■登壇者 青木 義男(日本大学 教授)、ほか
■主催 日本大学 理工学部 精密機械工学科

ポッドキャストを使った科学情報番組配信への取り組み(シンポジウム・トークセッション)

最新科学の話題をポッドキャストで配信する収録実演と、配信システムの紹介などを行います。ふだんは下関で配信している番組で、サイエンスアゴラで毎回大人気の企画です。

■開催日時 11月19日(土) 12:45~14:15
■開催場所 東京都立産業技術研究センター 5階 講堂
■登壇者 中西 貴之ほかインターネットラジオ局くりらじのメインパーソナリティー、ほか
■主催 インターネットラジオ局くりらじ

※いずれのセッションも、タイトル・登壇者が変わる可能性があります。