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科学技術振興機構報 第769号

平成22年10月28日

東京都千代田区四番町5番地3
科学技術振興機構(JST)
Tel:03-5214-8404(広報ポータル部)
URL http://www.jst.go.jp

最大級の国内電子ジャーナルを自在に利用できるプログラム(API)を提供開始

JST(理事長 北澤 宏一)は、平成22年10月28日(木)より、電子ジャーナルサイト「J−STAGE注1)」と「Journal@rchive注2)」に掲載されている論文情報を外部ウェブサイトなどから横断的に検索できるプログラムWeb API(Application Program Interface)の提供を開始しました。

国内で刊行された最新の研究論文を全文公開する「J−STAGE」と学術的価値の高い過去の論文を掲載している「Journal@rchive」には、両者あわせて約160万件の論文記事が登載されています。

Web APIは「J−STAGE」、「Journal@rchive」で提供している検索サービスを外部のプログラムから利用するための窓口ともいえるもので、両者で公開されている論文情報を一度にまとめて検索し、検索結果を機械処理のしやすいメタデータ(論文のタイトル・著者名・誌名・巻・号などの情報。XML形式)で利用者へ提供します。

このWeb APIの活用によって、これまで当該サイト上でしか利用できなかった「J−STAGE」および「Journal@rchive」に収録されている約160万件もの論文を検索できる機能を、さまざまなウェブサービスやデバイスなどに柔軟に組み込むことができます。例えば、個人や学協会のウェブサイトに検索窓などを構築すれば、好みの条件で「J−STAGE」と「Journal@rchive」のサイトの検索結果を取得し、表示させることができます。また、国立情報学研究所(NII)の「CiNii」や国立国会図書館(NDL)の「PORTA」など、既存のさまざまな電子ジャーナルサイト、科学技術情報サイトなどが提供している同様のAPIと組み合わせれば、さらに広範囲での横断検索なども可能となります。

所定の利用規約に従えば申請不要で、無料で利用できます(営利目的などで利用する場合には所定の申請手続きが必要です)。

今回のWeb API公開が、研究者をはじめ、インターネット閲覧者が科学技術論文情報をより気軽に入手する機会の拡大に寄与することが期待されます。

注1) J−STAGE(科学技術情報発信・流通総合システム :Japan Science and Technology Information Aggregator,Electronic)
JSTが開発し、平成11年から運用を開始した電子ジャーナル発行プラットフォーム。システムはJSTが、コンテンツは発行機関(学協会など)が構築・運用。国内における最新の科学技術(人文・社会科学を含む)研究成果(学術論文)の国内外への発信・流通を促進し、日本における学協会などの科学技術情報発信力を強化することなどを目的とする。平成22年10月現在、約660誌(32万記事)の学術論文誌のほか、予稿集・要旨集なども登載。
注2) Journal@rchive
JSTが平成17年度から開発、運用しているJ−STAGEのアーカイブサイト。学術的に価値の高い国内の学会誌、論文誌を創刊号から電子アーカイブ化し、国内外に広く公開・発信することを目的とする。平成22年10月現在、有識者委員会によって選定された644誌のうち約500誌(130万記事)を公開。

<添付資料>

別紙:J−STAGE/Journal@rchive Web API概要

<お問い合わせ先>

独立行政法人 科学技術振興機構 知識基盤情報部
〒102-8666 東京都千代田区四番町5番地3
担当:土屋 江里(ツチヤ エリ)、青山 幸太(アオヤマ コウタ)
Tel:03-5214-8837 Fax:03-5214-8470
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